ボインと人権

新型コロナの感染が続います。もはや共存という感じで、感染予防しながら生活を広げてゆく。デイサービスも同じで、いつコロナ陽性者が出ても対応できるように備える。感染者が出る前提で営業をする方向で舵を切っています。

感染者が出た場合は、保健所に届け出て指示を仰ぎ、施設は消毒することになります。その時に消毒業者を探していると対応が後手になるので今日は営業担当者と面談して見積もり出しの作業をすることになります。

目次

大きくとらえず個で捉える意識

今まで電話で対応してきていたのですが、今日はじめて会うことになります。電話口では女性だと舐めてかからず、女性もひとりの人。ボクと同じ喜怒哀楽を感じて苦しみも楽しみも感じて生きてきた人だという意識をもって、電話対応していました。

  • 営業だからといって舐めてかからない。
  • 女性だからといって舐めてかからない。

この意識がボクには足らないところなんです。個別性とか多様性とかまるっきりダメなんです。組織や役割を重視する考え方なので、自分の生き方も犠牲にしていたりします。自分自身を軽んじて生きているのです。だから他人の個の尊重がおっつかない。

ライカー副長
ライカー副長

この意識からの脱却を目指しています。

ボインに惑わされる

営業の女性が来社されて、どうしても目立つのがセーターの上からでもわかる胸のふくらみ。

ライカー副長
ライカー副長

貴女、それってEカップですか!?

今回、来社した女性がやばいんです。ボインが大きすぎて個人の尊重どころじゃないんです。女性というカテゴリーというか、エロスというか、そういうのを感じてしまう。

社会はまだまだジェンダー社会なので、たぶん彼女自身もずっと世の男性から云われてきている事だろうし、自認されていると思うのですが、こんなにボインが大きかったら、ずっと性の対象として見られてきただろうなぁとお察しします。

ジェンダー社会を渡ってゆくうえて大きな武器にもなると思うのですが、それは男から見た手前勝手な捉え方でしょう。彼女自身はエロスを売りにしないで仕事で評価して欲しいと思っているでしょう。

すると大きなボインは大きさに比例して重荷になってくるのだろうなぁと思います。実際に彼女はどう思っているのかボクはわかりませんが、少なくともボクは個人を尊重出来る男性になりたいですから、ボインを頭から外そうと試みながら対応することにしました。

  • 自分の話ではなく彼女の話を聞く。
  • 他者に興味を持ちポジティブな言葉掛けをする。
  • 女性をエロの対象として捉えない。
  • 仕事の交渉をする対等の立場を意識する。

以上を意識しながら、彼女と接する事にしてました。だけどむくむくと出てくるんですよ。エロスなアントニオンが脳内で囁くんです。

ライカー副長
ライカー副長

ボインボインボイン ぼぃ~~ん

友好関係を育てるために

女性を性の対象とみる事は、女性の人格面を全く見ていないわけですね。どんなものの考え方をする人なのか?仕事への向き合い方はどうなのか?何が好きで嫌いなのか?その女性の趣味嗜好を伺い知る事から、仕事の交渉事が進むわけですが、そういったものをすっ飛ばしているわけです。

仕事といえど、目の前の他人との友好関係を育てて、仕事のクオリティーを上げてゆくプロセスを大切にすれば、ボインは横に置いておいて、目の前の女性を自分と同じ人として対等に対応する事が重要になってきます。

ライカー副長
ライカー副長

まぁ、そんなことを考えた一日でした。

その後の見積もり交渉にて

その後、男性スタッフと彼女とで見積もりをもって来社された。男性スタッフと話していると意識はとても厳しくなり金銭面での交渉はかなり踏み込んだものになりました。

この時に感じた事は、男性スタッフと女性スタッフへの接し方が違うということでした。まだまだジェンダー感覚が抜け切れていないのだなぁと再認識しました。

男性スタッフだと対等と思うわけでしょうね。たとえ歳が離れていようとも対等。自分が理不尽な環境のなかでも耐えて頑張ってきた姿を照らし合わせて、甘えを断ち切るようです。

女性スタッフだと情に流されて、財布のひもが甘くなるようです。これは彼女を下に見ているのかもしれません。こういった意識が良いか悪いかは少し横におき、自分が男尊女卑な考えを課題としておく以上は、改善に向けて自己改革をしないといけないと思いました。

キャラ経済の考察

男性スタッフの物を売ろうとする意欲がすさまじくて、こちらのニーズを引き出して満たせる提案をすれば、あとは速く速くと契約を急かされて「今月末までに契約してくれると、~を割引ます。」と、こちらに熟考する暇を与えない。

そんな営業に嫌気がさして、実際に経費削減できる案件であったが断りの連絡を入れた。ここに関しては女性スタッフの丁寧な営業で顧客との関係を作り上げてきているのに、男性スタッフが関係性を無視して営業したことにより至った結果だと思います。

「この人から物を買いたい」と思わせる関係性を作る事の重要さ。ボクはこの男性スタッフから物を買いたいと思えなかった。むしろ関係を続けることが嫌になりました。嫌になるほどしつこい営業だったわけです。

心理的な壁というものは、相手に選択肢を与えて準備が整うまで「待つ」という配慮をしてこそ取り除く事が出来るのだと思います。

最近は物があふれているので、必要なものよりも、価値のあるものにお金を支払うという傾向にあります。何に価値を抱くのか?それは人ぞれぞれでしょうが、目には見えない他者との関係に価値を感じるようになったのも、最近の傾向です。

この人ならお金を払ってもいい。いやこの人に払おう。というキャラに対する価値があるというのも押さえておかないといけないポイントだったりします。

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この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

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