副長日誌– category –
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副長日誌
自分の歩幅で前へ進む
積み重ねてきた時間は、言葉にならないまま静かに残っている。その残響が、今日の気づきをそっと導いてくれる。 人は深みが増すと感性を育つ 海風が肌を撫でる金曜日の夕暮れ。少し早く仕事が終わり、足が自然と海沿いへ向いていきました。大きな夕陽、連... -
副長日誌
一緒に登山にいこう
かつては導こうとしていた道を、いまは並んで歩こうと思う。 Youtubeに影響を受けて 風が少し冷たくなってきた。秋の山はもう、冬に向かって静かに準備を始めているのかもしれない。空も高く澄んでいて、どこか遠くへ行きたくなるような、そんな気分だった... -
副長日誌
風の中の一日
忙しさの中にも、静かな喜びは息づいている。 忙しさの中にある静けさ 月曜日の朝。例年になく温かい日が続いている。一陣の風が吹き抜けて、週の始まりを告げていた。 今日という日は、ひさびさに息をつく間もない激務だった。スタッフ5名、全員が走り回... -
副長日誌
親も人だから迷うんだよ
親も迷うんだこの導き方でいいんだろうかと 親はいつだって子ども優先で 夕方、風が少し冷たく感じられるようになったころ息子から「メシいこうぜ」と短いメッセージが届いた。 着ようとしていたトレーニングウェアの袖を見つめたまま、僕はひとつ息を吐い... -
副長日誌
変化は、いつも静かに始まる
変わるというのは、「変わった」と言われることではない。 変化は、いつも静かに始まる 息子がふらりと僕の仕事場に入ってきて、「メシ行かへん?」と誘ってきた。 岩盤浴へ行こうと思っていたけれど、まぁ折角誘ってくれたんだと思い誘いに乗る事にしたが... -
副長日誌
整いすぎた夜
夜勤明けで続き日勤しましてヘロヘロの水曜日。ようやく仕事が終わりました。 ホッとした・・・ 体は重たく、頭もぼんやりしている。水曜日の仕事上がりは、ひと際開放感があるのは、夜を越えて働いたそのあとだからかもしれない。 ぼんやりしたまま「今日... -
副長日誌
同じ景色を見て見守るということ
親子という形を越えて同じ時代を見つめる ふたりの旅。 Z世代の考え 息子とご飯を食べに行く車の中で、ふと彼が話し出しました。 「今の時代って、つまらないよね」 その言葉を聞くのは、一度や二度ではありません。昭和の時代に生まれたかった、とも言い... -
副長日誌
それでいい
焦らなくても ちゃんと辿り着けるさ 月曜は激務なり デイサービスの厨房に入る日でした。 今日の献立は「豚ととろろ芋のピリ辛炒め」。献立表には手順まで記されていて、手に取ればわかるようで、やってみると意外に手間がかかる。 特に大変なのは、とろ... -
副長日誌
白浜千畳敷に沈む夕陽
それぞれの場所で生きている。そして同じ空が続いている。 自由を今一度考える 風予報サイトを見れば、風速は7.0m/秒。ウインドサーフィンにはちょうどいい風だった。だけど、朝起きた僕はなぜかその気分じゃなかったんです。 気持ちが乗らない。 ウイン... -
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学んだ事が 人を救った夜
人生のどん底で、ようやく自分の失敗を認めた。お金の学びも、あの痛みの続きにあった。 学んだことが、人を救った夜 友達が、ローンで300万のバイクを買った。車もローン。おそらく家もそうだろう。欲しいと思ったものはすべて分割で手に入れてしまう。そ...