ライカー 副長– Author –
福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。
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副長日誌
オセロ
盆踊りが始まった。去年は育成会会長で、模擬店全体の設計をしていた。今年は祭礼団体で幹事長として、他町の接待をしていた。 「暇だ・・・」 去年の目まぐるしい忙しさに比べて、祭礼団体の幹事長はかなり暇だった。育成会と書かれたテントに、忙しそう... -
副長日誌
続・言葉にする前
「妻は感性が豊かだ」と表現したほうがしっくりくるな。 だって、愛情表現が体から溢れ出ていたし、感情表現も良く笑って、そして泣いたし、相手の心とつながって共鳴もしていたような気がする。 もしかしたら、身体いっぱいに生を謳歌する人なのかもしれ... -
副長日誌
言葉にする前
京都国際写真展 Instagramを眺めていたら、コントラスト強めのモノクロの顔が出てきた。それは京都国際写真展の広告だったが、森山大道が撮影したもので、白目が異様に浮き出て不気味な表情だった。 被写体の臭いや体温までもが伝わってきそうな写真に心を... -
副長日誌
人の幅
世間はゴールデンウィークだけどデイサービスは通常営業だった。 スタッフの誰もがGW気分じゃなくて、テレビを見ると世間は最大16連休というニュースが流れていた。潮干狩りしている家族だったり、万博のあった舞洲でネモフィラ祭りが開催されていたり、海... -
副長日誌
勝負どころ
いつものように、営業が終わり、パチパチとパソコンを叩く音だけが響いているハズだったが、中山(仮名)スタッフが、音声入力をしているので、横でぶつぶつと話す声が聞こえてきていた。 そのぶつぶつ話す独り言に、僕は集中力を切らして、僕は半ば仕事を... -
副長日誌
うまくいけばいいけれど・・・
ガスコンロのスイッチを押して、カチカチと鳴った後に、ボッっと青い火が燃え上がった。フライパンを乗せて油を入れる。静かに温度が上がってゆく。食パンをオーブントースターに入れて4分ダイヤルを回し、コーヒーメーカーのスイッチを入れて、すぐにポコ... -
副長日誌
埃だらけの日曜日
「いつ寝たんだろう?」 僕は記憶を探していたけど、一片のキッカケさえも引っかからず、ただ僕は息をしているだけの肉塊だった。時計の針は朝6:00を指していた。 掛け布団は体に絡まってはいて、敷布団からカバーは外れていて、寝室というよりは、洗濯物... -
副長日誌
炊飯器
炊飯器を買った。 炊飯器は2019年8月に、家族がいなくなった時に、炊飯器も無くなった。 家に帰ると誰もいなかった。「どこか出かけているのかな?」と同時に、なにか空気が薄いような息苦しさが、ぶわっと通り過ぎてから、ドアがやけに軽くパタンと閉まっ... -
副長日誌
見え始めてきた
「主任、全く休めませんね。今、水曜日が利用者さん少ないから調整してみましょうか?」 今は相談役になった東側(仮名)スタッフがシフトの調整をしてくれて、やっと僕に丸一日フリーな休みができた。 「主任、今日は休みですね。」 夜勤明けの僕に向かっ... -
副長日誌
余白のある距離感
祭礼団体(かつて僕が所属していた)の同級生と三徳で呑んでいた。 「息子、元気にしているんか?」 そう僕に尋ねた水野は、結婚なんかしないという考えをもっていて、僕と同い年のわりに、肌がピチピチで年相応より若くみえる。本人に聞くとセックスしま...