副長日誌– category –
-
副長日誌
風の届く場所で
人はみな、それぞれの場所から世界を見ている。だから見え方が違って当然なんだ。 世界の見え方 夕陽が雲の色を変えてゆくように、人の歩幅も少しずつ変わっていく。暮らしの中で見えていた景色が、振り返ると別の色に見えることがある。 ある日、息子と話... -
副長日誌
心に波紋が広がる
年齢なんか関係ない今を輝いて生きよう 外に意識を向けて何かをしたい 秋の空が雲ひとつなく、窓の向こうでゆっくりと広がっていました。そんな静かな時間には、人はふと小さなことを始めたくなる。 X(旧Twitter)を、少し丁寧に動かしてみようと思いまし... -
副長日誌
会議室の空気がゆるんだ日
そこにいた人も、離れていた人も、流れの中では同じように息づいている。 会議室の空気がゆるんだ日 午後の会議は、いつものように静かに始まった。市職員が資料を淡々と報告をして、役員が質問をする。そんな流れの中で、ふと気になることがあった。 地域... -
副長日誌
京都で写活の日曜日
それぞれが それぞれの場所で静かに 歩き続けている それぞれの選択 11月の風が、そっと温度を変えていました。空はどこか透き通っていて、冬の気配が遠くに浮かんでいるようでした。この日は本来、息子と徳島の剣山へ向かうはずでしたが、流れは静かに... -
副長日誌
ハッキングされた
静かな生活の隙間に、すべてのバランスが崩れたそこから始まる回復の道のりが、人をそっと変えていく。 ハッキングされました ある日、ゲームを立ち上げたとき、見慣れないエラーが続きました。胸の奥をかすめるような冷たい気配がありました。 調べてみる... -
副長日誌
自分の歩幅で前へ進む
積み重ねてきた時間は、言葉にならないまま静かに残っている。その残響が、今日の気づきをそっと導いてくれる。 人は深みが増すと感性を育つ 海風が肌を撫でる金曜日の夕暮れ。少し早く仕事が終わり、足が自然と海沿いへ向いていきました。大きな夕陽、連... -
副長日誌
一緒に登山にいこう
かつては導こうとしていた道を、いまは並んで歩こうと思う。 Youtubeに影響を受けて 風が少し冷たくなってきた。秋の山はもう、冬に向かって静かに準備を始めているのかもしれない。空も高く澄んでいて、どこか遠くへ行きたくなるような、そんな気分だった... -
副長日誌
風の中の一日
忙しさの中にも、静かな喜びは息づいている。 忙しさの中にある静けさ 月曜日の朝。例年になく温かい日が続いている。一陣の風が吹き抜けて、週の始まりを告げていた。 今日という日は、ひさびさに息をつく間もない激務だった。スタッフ5名、全員が走り回... -
副長日誌
親も人だから迷うんだよ
親も迷うんだこの導き方でいいんだろうかと 親はいつだって子ども優先で 夕方、風が少し冷たく感じられるようになったころ息子から「メシいこうぜ」と短いメッセージが届いた。 着ようとしていたトレーニングウェアの袖を見つめたまま、僕はひとつ息を吐い... -
副長日誌
変化は、いつも静かに始まる
変わるというのは、「変わった」と言われることではない。 変化は、いつも静かに始まる 息子がふらりと僕の仕事場に入ってきて、「メシ行かへん?」と誘ってきた。 岩盤浴へ行こうと思っていたけれど、まぁ折角誘ってくれたんだと思い誘いに乗る事にしたが...