1908年(明治41年)直径50~60mの小惑星がロシア上空で爆発した。これをツーリングカー大爆発という。
広島原爆の185倍の威力。東京都と同じ広さの森林がなぎ倒され、森林火災も起きた。
もくもく上がったきのこ雲は数百キロからも確認できた。
爆発した物質は高温で気化し夜光雲をつくった。ロンドンでは夜に新聞が読めるぐらい空が明るくなった。
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地球防衛
小惑星の衝突から地球を守る取り組み「プラネタリー・ディフェンス(地球防衛)」。惑星に体当たりして軌道をずらす世界初の実験をする。
米航空宇宙局(NASA)が「ダート」(550㎏で軽自動車と同じくらい)という探査機を打ち上げ、衛星ディモルフォス(160メートル)へ体当たりして軌道をずらす実験。
小惑星で滅亡
6600年前。メキシコに小惑星が墜落。地球に深さ20キロのクレーターをつくった。
衝突によってガス状の硫黄の霧が大気中に放出されて太陽を遮り地球を冷却。
地球上の生物の75%が姿を消しました。