熊野三山
・浄土へ参拝して帰ってくるのは「死と再生」を意味する。
・熊野三山は「よみがえりの聖地」として信仰されている。
魂の浄化をしに熊野古道を巡り熊野三山に参拝してまいました。身も心も浄化され新生ライカーとして生まれ変わった旅の記録を書いていきます。
熊野三山すべてに参拝しにいってきます。
太陽の使いとされる八咫烏や、皇室の祖先神話ゆかりの地とも言われたり、
2004年7月に、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されてるらしいです。 pic.twitter.com/KGrR5ZitJp— ライカー副長 (@yamaosun) May 18, 2019
熊野三山とは
・熊野速玉大社
・熊野那智大社
日本全国に約3000ある熊野神社の総本社です。
熊野の地は浄土の入り口と言われています。熊野は霊場になっており、皇室の祖先神話ゆかりの地。皇室も参拝されています。
山道に入っていきます。
「浄土への入り口」として多くの皇族や貴族がお参りするようになった熊野三山。
浄土へお参りし、帰ってくるということは、死と再生。熊野三山は「よみがえりの聖地」なのです。
いざ浄土へ。 pic.twitter.com/9djlA5mBix
— ライカー副長 (@yamaosun) May 18, 2019
黄泉の国への入り口としての霊場は魂を浄化し癒してくれます。よみがえりの地で、神々が住んでいる場所。神秘な森として自然信仰されてきました。
イザナギ(夫)とイザナミ(妻)の子どもは、日本列島や海や山などの森羅万象の神々であった。火の神を生んだ時に、火傷を負ってしまいイザナミ(妻)は死んでしまいました。
イザナギ(夫)は妻の死を悼み黄泉の国へ入るが、朽ち果て死んでしまったイザナミ(妻)の死体を見てしまう。朽ち果てた体を見られたイザナミ(妻)が怒り狂い、恐怖で逃げるイザナギ(夫)を追いかけました。
イザナギ(夫)は入り口を大岩で塞いでイザナミ(妻)を閉じ込めることに成功したが、「愛しい人よ、こんなひどいことをするなら私は1日に1000の人間を殺すでしょう」と黄泉の国で叫び、イザナギ(夫)は「愛しい人よ、それなら私は産屋を建てて1日に1500の子どもを産ませよう」と答えた。
イザナミは人の寿命をつかさどる黄泉の主宰神となりました。
熊野本宮大社
太陽の使いとされる八咫烏。
境内には平成5年皇太子参拝記念植樹があった。新天皇陛下(徳仁様)が参拝してたと思うと、なんか感じ方も違う。 pic.twitter.com/O6AEketHnj
— ライカー副長 (@yamaosun) May 19, 2019
中は撮影禁止なので写真はこの2つ。
ヤタガラスは、神武天皇(初代天皇)が大和遠征の時に道案内をした三本足のカラスといわれています。
熊野本宮大社では、八咫烏の三本の足はそれぞれ天(天神地祇)・地(自然環境)・人を表し、神と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示すとしている。Wikipediaより引用
明治22年の大洪水で全壊で流されてしまいました。そして移築しています。以前に建っていたところは鳥居だけ残されています。大きな大きな鳥居だけがそびえ建っています。
熊野速玉大社
隅の方にでかでかと存在感をかもしだしていた。 pic.twitter.com/c38J6Y4rPE
— ライカー副長 (@yamaosun) May 21, 2019
これがご神木の梛。
目を閉じて深呼吸。千年の時を感じたら、自分の悩みなど米粒ほどのことのように思える。 pic.twitter.com/lP01BxPo1j— ライカー副長 (@yamaosun) May 19, 2019
樹齢1000年 国内最大の梛があります。
熊野那智大社
山を登り参道近くまでは車で行くことが出来る。
参道をの階段をひたすら上り、参道の脇にはお店がある。お店の人に聞くところ、雨の日は霧が立ち上がり幻想的な景色になるそうな。
社殿は山の上にあり、そこから那智滝を眺める事が出来る。他に楠の木の根に空いた空洞を通って祈願するものもあった。(300円)
参拝して気持ちがすっとします。悪いものをすべて浄化されたような不思議な気持ちになりました。一度、足を踏み入れて自分の魂を浄化してみてはどうでしょうか。