自立支援型地域ケア会議とは?

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自立支援型地域ケア会議とは?

総合事業に組み込まれている事業のひとつ。

①介護予防
②人材育成
③自立支援の促進
総合事業
総合事業(介護保険法では、「介護予防・日常生活支援総合事業」として定められています。)は、市町村が中心となって、地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等の方に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指すものです。

 

地域ケア会議の開催頻度

月2回
3ケース(対象者の事例)
1ケース30~40分

対象

事業対象者及び要支援
生活不活発な方
ひきこもり・孤立・生活意欲低下
短期集中プログラムで改善が見込める方

地域ケア会議のメンバー

理学療法士・作業療法士
歯科衛生士
栄養士
包括支援センター3職種
社会福祉士
看護師
主任ケアマネージャーなど

 

地域ケア会議の内容

・ケアプランの提出
・資料読み込み
・ケアマネージャーの説明
・専門家からの提案と助言
→予後予想がケアプランに反映できているか。
→目標達成に向けての具体的なプラン提案
・司会まとめ(市担当者)
・ケアマネージャーの感想
・アドバイザーの総括

実際の事例

70代男性
痛みで意欲低下
膝と腰の痛み。
(腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症など)
歩行(ADL)
室内のみ歩行可(長距離歩行が不可)
長期及び短期目標
①買い物にいきたい。
②料理をしたい。
③郵便局まで往復歩いていきたい。
④釣りに行きたい。
⑤旅行に行きたい。

 

短期集中予防サービスC

期間と利用頻度

3か月で週2回程度の利用

 

サービス利用対象

①総合事業・要支援の方
②短期3か月で改善が見込める方

 

IADLの強化を図りQOL(生活の質)につなげる。

①買い物にいきたい。
②釣りに行きたい。
③料理がしたい。
④郵便局まで往復したい。

 

サービスメニュー

①バイタル測定
②筋力トレーニング
③ステップ台の昇降運動
④個別運動メニュー
⑤整理体操
⑥バイタル測定

利用者の感想

①はじめはキツかった。
②続ける事が大切だと知った。
③今年は旅行にいけた。

地域ケア会議をとおして学んだもの

ケアマネージャー

①他のケアマネージャーのプランを知れる。
②プランの抜けなどの気づきがある。
③多職種との人脈づくりができる。

市担当者

①地域の課題が見えてくる。
②地域づくり・社会資源の掘り起こし
(包括支援センター・社会福祉協議会)
③政策に反映

 

自立支援型ケア会議について解説しました。この記事は大阪府の某市をモデルに解説しています。大きな流れでは一緒ですが、各市町村の取り組みは様々です。

 

Youtube解説動画

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この記事を書いた人

福祉の事業を立ち上げ、現場目線で経営しております。役所や地域とタイアップし地域包括ケアシステムの構築に勤しんでおります。
紅茶はアールグレイを好み、新スタートレックのピカード艦長を崇拝しするあまり、アイコンもスタートレックに影響を受けております。
PS.宝塚歌劇団にハマってしまいました( 〃▽〃)

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