【アドラー心理学】人は変われる

アドラー心理学

 

アドラーの正式名称は、アルフレッド・アドラー。

ライカー

オーストリア出身の心理学者。だいたいこんな人です。学者であるのに偉ぶらない素朴な方だと知られています。

 

 

フロイトと共同研究を行っていましたが、共同研究から離れて個人心理学(アドラー心理学)を作りあげた人です。個人心理学とは、心理学を感情、体、意識、無意識などに細かく分割してみるのではなく、人間そのものが個の存在と捉える考えたうえで、心理学とする考え方です。

 

 

アドラーとフロイトは良く比べて論じられています。

「比べてわかる!フロイトとアドラーの心理学」 書籍紹介

 

 

簡単に言うとアドラーは目的論で心理学を紐解き、フロイトは原因論で捉えています。

 

 

ライカー

ここではアルフレッド・アドラー心理学を見ていこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

勇気の心理学

アドラー心理学は「勇気」の心理学ともいわれ、勇気さえあれば人はいくらでも変われる事が出来るという考えを持っているところが大きな特徴です。

 

どんな理屈で変われる事が出来るのかをみていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

8050問題を考える

 

社会でひきこもりが社会問題となったのが1980~1990年代。

ゆとり教育が提唱されたり、ポカリスエットが発売された時代です。ポカリスエットのCMで宮沢りえが起用されていた時代です。

 

ポカリスエット – 宮沢りえ – ♪ミック・ブロズナン 「CO COLO上天気」 2

 

 

 

 

 

 

8050問題とは、その当時の子どもたちが今や50歳になっていて親は80歳。親は年金暮らしで介護が必要になってきている。その年金で暮らしている50歳ひこもりの大人。そんな問題を8050問題と言われています。

 

内閣府の調査では、40~59歳までの中高年のひきこもりの人は推計61万人。ちなみに15歳~39歳までは54万人。およそ100万人以上がひきこもり問題を抱えています。

 

 

 

 

これをフロイトの原因論で分析すると

 

ひきこもりの原因は

  1.  退職がキッカケ
  2.  人間関係がうまくいかなかった
  3.  職場になじめなかった
  4.  就職活動がうまくいかなかった

 

 

過去の人間関係のトラブル、もしくは親子の関係で問題を抱えており、その経験がトラウマになってしまった。その結果、社会に出る事に怖さを覚えひきこもりになってしまった。

 

 

つまり引き籠りになってしまったのは

 

(原因)過去の経験がトラウマになっている。

 

 

 

 

 

 

それに対してアドラーの目的論で分析すると

 

 

ひきこもりする目的がある

引き籠ったほうが都合が良い。

人間関係を避けて他者との関係をもって傷つきたくない。

 

 

 

 

この目的を遂行するための理由を探しだす。

  1.  退職がキッカケ
  2.  人間関係がうまくいかなかった
  3.  職場になじめなかった
  4.  就職活動がうまくいかなかった

 

 

 

過去の経験からトラウマをつくって怖いという感情をつくりだす。つまりトラウマも怖いという感情も、外に出ないという目的のために作り出されたものだという事です。

 

 

 

 

 

 

フロイトのように原因論でいくと、過去の経験によって今の自分が在るという事になり、自分の人生は過去によって決定されてしまいます。未来も過去の経験によって運命づけられてしまうということです。

 

 

それに対して、アドラーの目的論でいくと、目的のために過去の経験を持ち出しトラウマ化している。そして感情を作り出す。目的のために過去の経験に意味づけをしている。

 

 

だから目的を変える事が出来れば、過去の経験に自分の人生を運命づけられることがない。つまり未来や自分の過去は、目的次第でどうとでも変わるという考えです。

 

 

 

 

 

目的を変える勇気

 

 

ひきこもりの人が持っている目的

他者と関わりを持ちたくない

外に出たくない

傷つきたくない

 

 

こういった目的を変える事ができたなら、過去のトラウマを持ち出して理由づけする必要はなくなるといった考えがアドラー心理学です。

 

 

じゃぁ、どういった目的に変えればいいのか?

 

 

ひきこもりから脱出して社会復帰できるような目的に変える。そのためにはここでは軽く触れますが、貢献感を持つという目的を持つことが人との関係性を育てるヒントになってきます。

 

貢献感は「他者は私に何を与えてくれる存在なのか?」ではなく、「私は他者に対して何が出来るのか?」という問いをもって他者との関係を作ってゆく事で生まれてきます。

 

 

自分を好きになる

 

人との繋がりを求め、その関係性で他者貢献を通じて得るものはココに居て良いといった自分の居場所です。

 

 

 

他者と繋がり、他者に貢献し、他者にとって必要な存在であると自覚する。自分の存在を自分で認める。これが自分の事を好きになるという事で、ゆるぎない自信になってきます。

 

 

目的の変える

 

ひきこもりの人が持っている目的

他者と関わりを持ちたくない

外に出たくない

傷つきたくない

 この目的を変える

自分を好きになり自信をもてるようになる為に他者との繋がりを持つ。

 

 

他者との繋がりを持つという目的を持てば、過去への意味づけが変わります。目的を遂行するための理由が変わるからです。

 

例えば「勉強したくない」という目的があり、過去の経験「担任の先生に勉強出来ない事を指摘されて勉強が嫌いになった」という理由づけをする。

 

これを「クラス1番の成績をとりたい」という目的に変えると、過去の経験など持ち出す必要がなくなる。

 

 

 

 

 

アルフレッド・アドラーは目的を変える勇気があれば、人はいくらでも変わる事ができる。過去によって今があるわけではない。過去の経験は今の目的に意味づけられているに過ぎない。過去の経験をトラウマ化しているのは、その人の目的に都合良いからだと言い切っています。

 

 

私たちは過去に今を決められている存在ではなく、過去に未来を運命づけられている存在でもなく、未来に向かって主体的に選ぶ事が出来る。選ぶ勇気を放棄しているだけであり、変わりたくないと自分で選んでいるのだと説いています。

 

 

 

そんために自分が自分であるために課題の分離を行う事が必要だとも説いています。課題の分離についてはまたの機会に書こうと思いますが、簡単に触りを入れておきます。

 

 

 

 

課題の分離

相手と自分の課題を分離して考え「相手の課題を引き受けない。自分の課題と向き合う。」という事が大切になってきます。

 

 

 

つまり、相手から「●●してほしい」と要望を伝えられた。その時に「それは君の問題だから、君がしないといけないんだよ」と断る事が出来る。断る事で嫌われる事がある。

 

 

 

それで嫌われたとしても、それは自由である証なのだ。

 

 

 

 

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