グループカウンセリングで思考が整理されてゆく

Zoomカウンセリング

最近はもっぱらZoomで行われるグループカウンセリング。Zoomは音の取り合いになるので、発言を控える方がいる。だから積極的な参加に至らないという意見があった。

ボクの意見は違っていて、自分の考えを意見でも考えでも方向性でも明確に持っている人こそが発言出来る。自分の意見を言語化出来るというのが自分の意見があるという事で、言語化出来ないのであれば、それは自分でもまとまらない漠然としたものなので、意見があってないといった状態なのだと思う。だからZoomだと参加出来ないと感じるのだろう。

自分の考えを他者との対話でまとまり感を出そうとする参加者は、実際にリアルでの対話を求める傾向にあるのだと感じる。自分の意見を作り上げる作業がそこにあるからだ。

他者との繋がりで導き出す答え

グループカウンセリングで良いのは、他者との対話を通して自分の考えを再構築するという点にあって、再構築された自分の意見がどのように再構築されたのかその場にならないとわからない。自分でも予想出来ないというところに面白みがある。

 
例えばパートナーとの会話でこんなやりとりで悩んでいたとして
 
Name
「なぜあなたはビール缶をほったらかしにするの?」
 
ライカー
「いや、そんなつもりなかったんだけど・・・」
 
Name
「ビール缶をちゃんとゴミ箱に捨ててと言ったよね」
 
ライカー
「わすれてた」
 
Name
「忘れるだけ私の事はどうでもいいの?」
 
ライカー
「いや、どうでもよいとか思ってないよ。ただ忘れてただけ。」
 
Name
「そう、私の云う事なんかどうでもいいのね。」
 
ライカー
いや、だからそういった話ではなくて・・・
 
 
 
 
こんなやり取りで、ビール缶を捨てるのを忘れただけで、パートナーの人格を無視したようないわれをされたとして困っていたとしよう。この出来事を他のメンバーと共有してグループセッションを行っていると、思考が再構築されてきて見えてくることがある。
 
  • ビール缶を捨てろという事ではないのではないか?
  • パートナーは自分に注目してほしいと訴えているのではないか?
  • 普段からパートナーに対して優しくしてる?
  • 地域に出た時の態度と、パートナーに対する態度が違うのではないか?
 
 
 
 
 
そして総合的に思考が整理されてきて
  • パートナーは缶ビールを捨てなかった事に腹を立てていたのではなく
  • パートナーの意見をしっかり普段から聞いて欲しいという訴えであり
  • 普段からパートナーに関心を寄せていれば解決する話ではないのか。
  • 缶ビールの問題はパートナーの日頃の不満の表れだったのだ。
 
 
 
 
 
 
ライカー
という解が得られる。
 
 
 
 
 
 

近すぎて見えない距離

パートナーの訴えを文字通りに受け取ってしまう。言葉の意味をいくら考えても答えはなくて、なぜそんな訴えをおこす心理が働くのか?といったところに関心を寄せる。そのためには今だけに注目するのではなく、過去の自分の言動を含めた今を見ないといけないわけだ。
 
そのためには少し距離を置いてパートナーの言葉・しぐさ・服装を含めた客観的な視点が必要になってくる。パートナーが今どんな状況にあるのか?客観的に見るためには距離をとるという方法が望ましいわけである。
 
 

グループカウンセリングを求めるのは

自分の距離感ではわからない。見えない。そんな事が、グループカウンセリングをすれば第三者からの意見で気がつかされる事もあって、思考が整理出来ていない人にとってはZoomよりもリアルでやりたいのだろう。
グループカウンセリングを有効活用するためには、自分の意見に執着しすぎると他人の声は耳に入ってこないので、自分の意見に固執しすぎてもいけない。コツは正しい間違っているという事で物事で捉えるのではなく、好き嫌いで捉えるのが良い。
正しい間違っているという物事の捉え方をすると、おのずと自分が正しくなり、相手が悪くなる。好き嫌いで捉えると他者の意見を受け入れながら、自分の主張をするというクッション性が生まれてくる。そのぶん自分の思考に幅ができるので、周りが見えないという状況を避ける事ができる。
なんにしろ自分ひとりで物事を捉える時は、極めて主観的な見方をしているのだという自覚をもったほうがいい。
 
 
おわり
 
 
 
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