六甲山★初心者の登山ルートを紹介
- 登山の所要時間のめやす
- 駐車場の情報
- 登山後のおすすめスポット

六甲山の登山。慣れ親しんだ六甲山を改めて整理して情報共有しとこうと思いました。これから登山を始められる方に読んでもらえれば参考になると思います。
今回の登山ルートは
阪急芦屋川駅→高座の滝→風吹岩→六甲山頂→有馬温泉→阪急芦屋川駅までのルートです。
このルートのポイントは
- 初心者が六甲山を登るルート
- 駐車場を起点として温泉を楽しむ登山ルート
駐車場の相場は
駐車場は阪急芦屋川周辺は一日あたりの上限がありません。周辺の住宅街に入り上限がある駐車場を探しましょう。
- 平均的は1.100円/日
- 最安値は900円/日

阪急芦屋川駅の場所ですが、Googleマップを張り付けておきます。
Googleナビで行く場合は「阪急芦屋川駅」でルート検索です。
阪急芦屋川駅
阪急芦屋川駅に着くと9:00頃から登山の服装をした人たちが駅の広場で待ち合わせなどをしています。この広場にトイレがあるので済ませておきましょう。
また広場と反対方向にローソンがあります。行動食、ペットボトルやお昼ご飯の買い出しに利用するのが便利です。みなさんここで買い物する人が多いです。時間が遅くなればなるほど、おにぎりとか売り切れている場合があります。
めざせ高座の滝
阪急芦屋川駅から徒歩で市街地を抜けて高座の滝まで行きます。高座の滝が六甲山の登山口です。高級住宅街へ向けて川沿いに歩いて高座の滝を目指します。一定の間隔で道しるべがあり案内されているのでそう迷う事はないと思います。
阪急芦屋川駅周辺から登山客がちらほら見かけるので、不安な方は後をついていけば迷いません。なんにしろ芦屋川に沿って山へ向かって下さい。それでも不安って方のために以下に地図を張り付けておきます。

このオレンジの線を引いたところまでは、アスファルト舗装路を歩きます。
高座の滝を抜けていよいよ登山口
高座の滝をに着くとロックガーデンというお店やカフェなどがあります。ちょっとした山小屋です。そこから六甲山への本格的な登山道になってきます。
ここから岩場を登る事になります。幼稚園ぐらいの子どもさんもお父さんと登っているので、ゆっくり登ればさほど危険ではりません。時々、急な岩場を登ることになりますが、鎖がしっかり整備されています。慌てず一歩一歩を確認しながら岩場を登ります。
軍手などを用意しておいたほうが良いです。春先は毛虫が多いので。


軍手でも大丈夫なのですが、念には念をという方はグローブの購入をお勧めします。トレッキンググローブを装備して、トレッキングポールを持てば、体力温存しながら登山することができます。

岩場に手をつき、木を持ち、体幹を支えながら登る事が出来るからです。
登山装備の紹介
ボクが購入したトレッキング装備を紹介しておきます。
トレッキングシューズが必要な理由は
- 高座の滝~岩吹岩まで岩場(3キロ)
- 風吹岩~六甲山頂まで登ったり下ったり(4キロ)
- 六甲山頂~有馬温泉まで下り(4キロ)
つまり12キロの登山道を登ったり下ったりの連続なんです。普通の登山道でも大小の岩がごろごろあるので、不意に踏んだら痛いのです。運動靴では装備不足なのですね。
なので、トレッキングシューズをお勧めします。あまり安いものを買うと靴底の凹凸がないので、出来れば1万円以上のものをお勧めします。

山道で足を痛めると辛いですよ。足を守るのは基本です。
イノシシに注意
汗だくになりながら岩場を登り終えると、普通の登山道になってきます。ここで珍客と出くわしました。
人間慣れしたイノシシですが、お弁当や食べ物を見ると襲って来る事もあるそうです。なので出くわしても無視しましょう。普通に歩いているぶんには危険はなかったです。
風吹岩
そして風吹岩。ここでお弁当を食べて休憩している人が多かったです。場所はそんなに広くなく、景色もいまいちなので、出来れば山頂まで我慢したいところです。


登山客の特徴は
②シルバーの登山客がいました。
③山ガールのグループがいました。
この①を見て初心者向けの六甲山だという事がわかります。
六甲山山頂へ向けて
さて、ここから六甲山の山頂を目指して更に進むわけですが、ここから登ったり下ったりの連続です。

4キロの道のりです。登ったり下ったり。川を渡ったりします。
山頂までの道のりは単調な山道じゃないので楽しいのです。
登山のその一瞬一瞬が楽しい、とても面白い山が六甲山です。
そしてやっと山頂です。山頂付近には山小屋があり食堂になっていました。
ここまでかかった時間はおよそ3時間だったと思います。
休憩を取らずにマイペースに登った時間なので、間に休憩を入れたりすると3時間30~4時間はかかると思います。これだけでもおなか一杯になるぐらいの登山所要時間です。
山頂付近の設備は
- 山頂付近に山小屋があり食事が出来ます。
- トイレがあります。
- ゴミ箱があります。荷物の整理をしましょう。
- 自動販売機があります。飲み物の補充をしましょう。

魚屋路を下って有馬温泉へ
さてさて、ここから有馬温泉を目指します。一気に有馬温泉まで魚屋路を下ります。魚屋路というのは、その昔、有馬まで魚屋さんがお魚を運ぶのに使った道だということです。
有馬温泉までの道のり4kmほどなんですが、時間は2時間ぐらいかかります。ただ今までの登り下りする山道ではなく、比較的平坦な道のりで膝に負担なく下りる事が出来ます。
登山の登りは負担がなくても、下りって思ったよりも膝に負担がくるものなのですが、鳥のさえずりを聞きながら、草木の香りを楽しみながら、踏みしめる土の感触を感じならがら下る事が出来る登山道でした。
注意するとしたら、石のゴロゴロ感です。下山する時の石のゴロゴロ感は地味に体力を消耗します。そして体力がなくなってきた時や油断した時に足をぐねります。地味に足の裏が痛くなるので登山靴を履いておきましょう。

いろいろ探したところコレが一番コスパがいい。
冬の六甲山
冬は雪が積もります。そして魚屋路は普段でも湿った道です。そして崖崩れ等でう回路道が作られており、山の尾根の細い道。しかも雪が積もり滑りやすくなっている箇所もあったりします。こんな時には軽アイゼンが活躍します。

軽アイゼンはコンパクトなものをボクは持っています。
トレッキングポールも体力消耗を抑えてくれます。

トレッキングポールは安定のブラックダイヤモンド。グリップにクッションがついていて疲れにくい。
そして冬の登山で気をつけたいのが日が暮れるのが早いということです。一回、日が暮れて真っ暗の中をスマホのライトだけで下山したことがあります。こんな時に持ってたら安心なのがライト。ひとつあれば登山の時間配分が遅れても安心です。

ライトは驚異の70000ルーメン。
真っ暗闇の登山ほど怖いものはないので超明るいものを使ってます。

最後まで気を抜かないで下山しましょう。
・膝に負担なく楽しんで下山できる
おすすめスポット
有馬温泉街まで下りてきたら、まず向かいたいのが温泉です。登山の疲れと汗を流したいので、僕は金の湯にいってきました。
http://arimaspa-kingin.jp/cont01/cont01-flm.htm
疲れを癒してさっぱりしたら、ビールを飲みたいですよね。山頂では岩場を越えて3時間の道のり。後どんな険しい登山道が待ち構えているのかわからなかったので、ビールは控えていたのですが、ホッとしてくいっといきたくなりました。
以前、家族旅行で来て探し当てたミシュラン「蕎麦屋 土山人」に行き海老天盛りと蕎麦とビールを注文。めちゃくちゃ旨かったですよ。ここはお勧めのお店。有馬温泉に来たら是非とも足を運んでみてください。
https://dosanjin-hanare.gorp.jp/
帰りの電車賃と所要時間
そして帰宅につこうと有馬温泉駅へ。有馬温泉から有馬口で乗り換え。新開地まで行き阪急神戸線に乗り換えて芦屋川駅で下車。およそ1時間の電車旅です。

六甲山登山にかかった費用は
② 500円 山頂でうどんを食す。
③ 650円 有馬温泉 金の湯の入浴料。
④2.450円 海老天せいろ・ビール 土山人にて
⑤ 930円 電車賃
しめて登山費用の合計は、5.430円でございました。
Youtube動画(六甲山)