介護福祉士【5分勉強】「高齢者虐待防止法」

2019年3月26日2019年5月5日

介護福祉士【5分勉強】テキスト

高齢者虐待防止法

平成 18 年 4 月 1 日施行
高齢者の尊厳を守るため

高齢者虐待防止法の責務

国や地方公共団体の責務

①関係公共団体と民間団体などの連携と支援体制の整備。
②専門的な人材確保そして育成と研修
③広報と周知活動や啓発運動

国民の責務

国や公共団体が行う活動に対しての協力を行う。

保健・医療・福祉関係者の責務

①高齢者虐待の早期発見に努める。
②高齢者の保護のための施策に協力する。

市町村の役割

高齢者の適切な保護や支援について、市町村が第一義的に責任を持つ。

①相談、指導、助言
②通報を受け時の安全や事実確認。
③居室の確保、成年後見制度利用開始の申請
④都道府県への報告

都道府県の役割

①市町村に対する情報の提供その他必要な援助
②高齢者虐待の状況、対応措置等の公表

高齢者虐待について

①身体的虐待・・・暴力や暴行

②ネグレクト（介護放棄）・・・長時間・長い期間の放置。

③心理的虐待・・・暴言や人格否定など。

④性的虐待

⑤経済的虐待・・・財産の使い込み

高齢者虐待の通報と一時保護

①速やかに市町村に通報する。
②発見者に通報義務がある。
③市町村の権限で立ち入り調査。
④一時的な保護

まとめ

①高齢者の虐待保護や支援は市町村が第一義的の責任を負う。

②虐待の種類は5つ。
身体的虐待・ネグレクト（介護放棄）・心理的虐待・性的虐待・経済的虐待

③病院や介護福祉施設などは早期発見に務める。

④虐待を発見したら市町村に報告。

⑤市町村は立ち入り検査で安全と事実確認。

⑥保護