心配する時ってあると思う。
心配事は尽きない。なぜ心配するのか?夜、目が覚めてアレコレと考えるうちに脳が完全に覚醒して眠れない。朝方にウトウトしてきて結局は寝不足になる。そこまで心配するのは・・・
より良い未来のために心配するのだろう。
未来は変わる
しかし、未来を心配することは取りようによっては雲をつかむような話で、状況が刻々と変わっている現在から伸びてゆく未来は、考えようによっては星の数ほどある。
起こるか起こらないか分からない未来を予想しようとして、今の時間を使う。だけど確たる結論には至らない。
思考はまとまらず、方向性も見えず、心配して思い悩むだけ時間の浪費だし、加えて精神的に不健康だ。
不安で悩む事は時間の浪費
そもそも心配する事柄といったら、自分の力が及ばぬ事柄に対して、思い悩むから心配するわけであり、いくら考え思い悩み心配したとしても、解決策が見いだせない無駄なエネルギーを注いでいる。自分の出来る事と、自分がどう足掻いてもコントロール出来ない事と分けて考えるべきなのだ。
例えば
インフルエンザが流行っている。感染しないだろうか?
明日運動会なんだけど天気になるのかな?
子供が入院したんだけど健康に退院できるかな?
いい点数を取れるかどうかはやってみなくちゃわからないし、インフルエンザウィルスは人のいるところならどこにでも存在するし、天気のことはなおさら自然現象でどうすることもできないし、自分の子供が病気にかかると心配になる気持ちはとてもわかるが、親が思い悩んだところで治るわけでもない。
このように私たちはどうにもできないことを心配して心を患う傾向にあるらしい。
前向きなアクション
どうしようもできない未来への心配事で時間を浪費する。そして心をすり減らす。しかし結論に至らない。これはコントロール出来ない事についてアレコレ考えているから起こる事である。そのエネルギーをコントロール出来る範囲に注力する。
今(現在)起こってことを受け入れ、今できることに集中する。
この行動だけが唯一不安に対処できる事で建設的な前向きな行動である。
今出来る事に集中できず、現実逃避を重ねて悩み続けると、不安で精神的にまいってくる。そして「なぜ自分だけがこんな目に遭うのだろう」と自分の蔑み続けて「自分は被害者だ」と被害者意識を抱くようになる。被害者意識は、今の課題や問題を自分の問題から論点をずらして自分以外の事へと責任転換してしまう。他者の問題だと主張してしまえば今すべき自分の事から逃げる理由を作ってしまう。加えて他人のせいだと決め込むので、人間関係が危うくなってゆく。悪循環のスパイラルだ。
前向きな具体的な行動
まずは今の課題や問題を受け入れる。
受け入れてから、今出来る事を考える。
今出来る事を確実にこなしながら未来への備えを固める。
備えを固めれば安心感につながり、心に余裕が生まれる。
余裕が生まれたところで視野が広くなる。
問題解決策へ向けてさらに次の一手を打てる。
インフルエンザ予防で、うがいと手洗いを行い予防接種を受ける。
天気予報を確認して必要な備えをする。
医師と治療方針の説明を受け、必要ならセカンドオピニオンを探す。
未来は自分の力が及ばないところにある。自分の力及ばないものに対する、今出来る備えをする。その備えが安心感につながる。
日々の生活習慣を改善せよ
これを行う環境の整備も必要な事だ。
②十分な睡眠をとる。
③適度な運動をする。
④自分なりのメンタルケアを見つけて実践する。
そして、今を生きる。