人付き合いが苦手な人のためのコミュニケーションのコツ

 

 

人付き合いが苦手。

だけど人付き合いをしないと人脈が作れない。

仕事するにも人脈が必要な時もある。

プライベートでも助けてくれる人脈が必要な時もある。

 

 

 

 

人付き合いが苦手。

それは人生においてハンデキャップとなる。

 

 

 

 

ライカー
今日は、人付き合いについて気づきがあったので書いてみようと思う。

 

 

 

 

目次

最近の意識変化

最近、メンタル強化を目的に筋トレをしている。

そしてポジティブに考えるように日々努めている。

そして自分を大切にして生きる事を考え始めた

自分を大切にすることを意識しはじめると、他人も大切にする意識が出てくる。

自分と他人は違う考えや価値観を持っている。

その考えや価値観に触れる事で自らの世界を押し広げながら生きようと心がける。

そして私は少しづつ他者との関わりを求めるようになった。

 

 

 

 

アドラー心理学における対人関係

アルフレッド・アドラーは、人の悩みは対人関係であると言い切っています。自分を好きになるという事への具体的な行動についても語っています。それは課題の分離を行い、他者の課題を引き受けない。これにより自分の意思を自由にして承認欲求という他者の期待を背負わない生き方をする。そのうえで人との繋がりの中で「自分は相手に対して何が出来るのか?」といった関わりをして他者貢献を行う。これが出来れば自分の事を好きになり、自信が生まれる。

 

 

 

 

意識変化から変わる行動

 

他者に関心をもつ意識

コンビニに行った。少し間取りが変わったコンビニだ。私は午後の紅茶とパンを手にとりレジに向かった。横長にレジが長い。めずらしい作りのコンビニだ。手前に店員さんがいなくて、その長いレジを奥まで行く。そして会計をしている時に声を掛けた。長いレジだからスタッフさんも移動が大変だね。

 

 

朝のデイの送迎。利用者さんを迎えにマンションの7階まで非常階段で上る。健康のためにエレベーターは使わずいつも非常階段。マンション清掃会社の掃除のスタッフがいて「おはようございます。今日は寒いですね。」と声を掛けた。

 

 

筋トレでジムい行く。受付の女の子に「こんにちは。あれ?声がアレだけど風邪ひいたの?そうか、お大事にね。」と声を掛けた。

 

 

 

 

他者の変化に関心をもつ

市役所の介護保険課に行き利用者さんの介護保険の更新手続の代行業務をする。受付は混雑していたので順番待ち。するとそこに私が以前勤めていた特別養護老人ホームのスタッフがいたので声を掛けた。「経営者が交代したと聞いたけど、どう?そうか。働きやすくなったのか。頑張ってね。」すると、彼女は意外にも営業トークをしてきた。「施設入所もショートステイも空きがあるのでよろしくお願いします」っと。彼女は性格的に営業するようなタイプではなかったのに、働く環境が変わると人のやる気も変わるのだなあと思った。

 

 

 

外の情報に関心をもつ

市役所の廊下を歩いていると顔見知りの市職員とすれ違う。そして向こうから声を掛けてくれる。ある特別養護老人ホームのショートステイのベッドがガラガラなのだそうだ。ショートステイ枠を廃止したとのこと。最近流行りのサービス付き高齢者住宅が乱立した影響なのだろうと。そういえば先ほどの彼女の営業トーク。空きがあるのでお願いしますというのは、こういう背景があるのだなぁと情報と情報の線が繋がった。

 

 

 

 

 

 

会話のキッカケのハードルを下げる

 

知らない人と少しの挨拶、そしてちょっとした会話をする。

たぶんもう会う事はないだろう関係性でもちょっと声を掛ける

これを続けるだけで会話する習慣がつく

そして会話するキッカケのハードルを下げる効果がある。

 

知らない人との小さな会話。

その積み重ねがコミュニケーションの訓練になっている。

他人のすることを観察して声を掛ける

他人に興味をもつ回数が増える。

そして知っている人には更に言葉を投げかけやすくなる。

意識せずとも声を掛けていたりする。

気持ちの上でのハードルが下がっているのだ。

 

 

 

仕事の幅が広がる

その結果ライバル企業の社員さんと話してライバル企業の事情を知れたり、行政サイドでしか知りえない情報を役所職員さんと話す事で知れたりする。ちょっとした会話から意外にも活用出来る情報をもらえたりするので、仕事の幅が広がるわけだ。

 

 

 

 

人付き合いが苦手なら短い声掛けから始める

人間関係が不得意な人とは

見ず知らずの人とのちょっとした会話を楽しむといった余裕がない。

 

理由は様々だろう。

今まで人と接して傷ついてきたから
他人との関わりが緊張するものになっているのかもしれない。

 

自分と他人は違うのだと受け入れていないために、
違う意見を言われて戸惑ったり、
断られることについて強いストレスを受けるのかもしれない。

 

だから人と接するのを遠ざける。

 

 

 

原因論から目的論へ

フロイトの原因論でこれをみてゆくと、他人との関わりで傷ついたという原因があり、人と接するのが苦手になっている。これをアドラーの目的論で捉えると、人と接したくないという目的がある。その目的を遂行するための理由づけを「過去、私は他人との関わりで傷ついた」という経験をトラウマ化している。だから目的を変えれば過去の意味づけも変わるという事である。

 

 

 

仕事であれプライベートであれ

人とコミュニケーションとって人との繋がりをしっかりと作る。

それは自分の人生の幅を大きく変えていく。

他者と関係を持つには精神的に相手と対等である必要がある。

でないと良好な関係は維持できない。

 

そして良好な関係に至るまでプロセス。

はじまりの関係から

その関係を育ててゆく関わり。

顔見知りになり、声を掛け合うようになり、関係は濃くなってゆく。

その過程で相手に学び成長するチャンスもある。

それを楽しみ嗜む。

 

 

仕事でもプライベートでも他人に助けてもらう事や頼る事がある。

少しずつ少しずつの会話の積み重ねが他者との相互扶助の関係をつくってゆく。

自己実現には人付き合いは避けて通れない道なのだ。

ひとりでは限界がある。

 

 

人の輪を作るにはちょっとした声掛けを日々行う。

日々の積み重ねで人間関係は厚みを増してくる。

人間関係もできていないところで

飲みに行ったり食べに行った趣味に誘ったり

距離感を詰めてはお互いに負担が大きいのだ。

そんな関係はいずれ前触れもなく急に終わる。

 

 

関係は少しづつ距離を計りながら作ってゆくのがいい。

時間をかけて大きく育った関係性は

ちょっとやそっとで壊れない。

 

 

 

 

あとがき

筋トレを終えてジムの受付。

僕の会社で働いてくれてるスタッフとバッタリ会う。

 

そして少し立ち話をしていると、その人の娘さんを紹介してくれた。

このジムで働いてるとのことだ。なるほど制服を着ている。

「はじめまして」

新しい関係が今始まった。

 

こんにちはから始まる挨拶。

こんにちはから始まるちょっとしたコミュニケーション。

良き友人になれるかどうかは分からない。

だけど良き友人になりたいと思いながら声を掛ける

 

次第に相手に興味を持つ。

興味を持ちながら声を掛ける。

 

 

 

ほんのちょっとだけ。

ちょっとだけの会話でいい。

 

 

 

日々の生活のなかで意識して続ける。

 

 

 

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この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

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