ロシアで、5月9日は第2次世界大戦で旧ソビエトがナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」で、最も重要な祝日の1つとなっています。
第2次世界大戦
- 独ソ不可侵条約
- 日ソ不可侵条約
- ソ連・ポーランド不可侵条約
を結んでいたソ連。ドイツがポーランドの侵攻して、ソ連がポーランドへ侵攻。ポーランドをドイツとソ連で分けて合同軍事パレードまでしている。
ポーランドの同盟国のイギリス・フランスが参戦して第二次世界大戦がはじまった。
ドイツとの秘密協定に基づく軍事行動:ドイツとソ連でヨーロッパを分ける。
- ソ連はバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)に進駐した。
- 親ソ政権をつくり併合した。
- フィンランドを侵略し一部を併合した。
- ドイツが攻めてきてくる。ソ連の領土深くまで戦場になった。
アメリカの軍事支援のおかげでドイツに勝利することになる。
ソ連は2600万人の兵士と市民が死亡した。
苦難の末に勝利した栄光の日と位置づけれている。
愛国心を植え付ける日
歴史を学校で教え込む。
この日はロシアの人がソ連の功績や戦争に思いを馳せて
首都モスクワにある赤の広場で軍事パレードと大統領による演説をする。
愛国心を国民に受け付ける。
平和への結束
2005年の60周年の戦勝記念日
- 日本から小泉総理大臣
- アメリカからブッシュ大統領
欧米を含む50か国以上の首脳が出席。平和に向けた国際社会の結束が誓われた。
プーチンの権威を強調するイベントとして利用される。
77周年戦勝記念日
ウクライナへの軍事侵攻のなかで戦勝記念日を行う事になる。
ウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」決めつけ軍事侵攻をしてる。
ロシアは正義で、ウクライナは悪だとプーチンは主張している。
ラブロフ外相
「ロシア軍は、戦勝記念日を含む特定の日にもとづいて行動を調整することはない。5月9日はいつものように厳粛に祝う」と述べる。これは記念日のあとも戦闘が継続されるということ。
プーチンの演説内容が気になるところ。
ロシア国防省
- ウクライナ南部のクリミアで軍事パレードを行う。
- モスクワで兵士およそ1万1000人が参加。
- 131の兵器が披露される予定(60ほど少ない)
- イリューシン80の飛行。
核戦争など非常時に大統領などが乗る。上空から部隊し「終末の日の飛行機」とも呼ばれる。プーチンは核兵器の使用をにおわせている。軍事パレードで核大国であることを誇示する。
- アメリカ
- NATO=北大西洋条約機構の加盟各国
に対して圧力をかけている。