一般社団法人・日本ご当地キャラクター協会が2014年に、5(ご)10(とう)1(ち)の語呂合わせで制定する。
ご当地キャラは、地域の活性化を目指し、街を元気にするキャラクター。
目次
熊本県 くまモン
九州新幹線の開通で「福岡」と「鹿児島」だけが盛り上がっていた。熊本県は小山氏に観光キャンペーンを依頼する。
仕掛け人は
- 放送作家:小山薫堂氏
- 水野学氏
観光キャンペーンの方向性
従来の観光キャンペーンは施設などに予算を割り当てる。住民は蚊帳の外。
住民たちが自ら動き出すような仕組みをつくる。
- 企画は新しいのか?
- 自分にとって楽しい企画か?
- 誰を幸せにするのか?
くまモン誕生
くまもとサプライズというロゴを作った。ロゴのおまけでくまモンが出来る。九州新幹線開通を前年に控えた2010年。
プロモーションのなかで立体的に動くので、動きやすいデザインで生まれる。
くまモンの活動
人気に火がついたのは大阪。熊本は伏せて謎のキャラとして大阪で活動を行う。
- 神出鬼没で現れる
- 吉本新喜劇にでる
- 1万人に名刺を配る
くまモンを探せ!キャンペーン
1万人に名刺を配る途中でくまモン失踪!発見した方はTwitterで報告。
たちまち大阪で人気者になり、話題をかっさらった。
HNK大河ドラマ(いだてん)マラソンの父:金栗四三
ゆるキャラに頼ると一時のブームで終わる。
ロイヤリティーフリーのメリット
楽市楽座方式の採用。許可だけ受ければ誰でもグッズ無料で作成できる。
2013年よりライセンス料フリーにして全国へ爆発的に拡大。
- 企業の商品をメディアとして捉える。
- 新聞・雑誌・テレビで宣伝するのは広告費がかかる。
- お金をもらうより、認知度を上げる方がメリットがある。
- 地元の人がくまモンを利用して売り上げを上げる。
- 地域の活性化になる
海外進出
2013年熊本県上海事務所オープン
日本で流行っているのは受け入れられやすい。
台湾ではキティーちゃんだが、それに並ぶぐらいの認知度になってきた。