1947年(昭和22年)のこの日、甲子園球場にラッキーゾーンが設置された。これが日本におけるラッキーゾーンの第1号であった。
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ホームラン
神戸と梅田の路線は、3社(阪神・阪急・国鉄JR)の路線がひしめきあっていた。
乗客獲得のため阪神電車は阪神タイガースを誘致し甲子園球場を作った。
- ホームランが出ない。
- 野球が盛り上がらない。
- 球場に来るファンが増えない。
- 阪神電車の乗客増えない。
- 売上が上がらない。
阪神電気鉄道が外野に金網で囲ったラッキーゾーンを設置。本来はホームランではないものを、ホームランにする作戦。
ホームランの本数が増加した。
阪神電車と阪急電車
- 阪神電車の利用客は下町の庶民
- 阪急電車の利用客は山の手の上品な人
- 阪神電車は中古車両を買い入れて様々な電車を黄色く塗る。
- 阪急電車は伝統のワインレッドで統一。
- 阪神沿線は、阪神・競輪・競艇で乗客確保
- 阪急沿線は、阪急・宝塚歌劇団・六甲山で乗客確保
阪神のキャッチコピー
待たずに乗れる阪神電車
阪急のキャッチコピー
綺麗で早うて。ガラアキで眺めの素敵によい涼しい電車
この甲子園のラッキーゾーンは形を変えながら1991年シーズンまであった。
- 選手の体格向上
- バットやボールの品質改良
2018年に甲子園球場のラッキーゾーン復活構想が話題になった。
岡田彰布が反対した。
「ラッキーゾーンをつくるより本当の強打者を作ることが先だ」
「阪神の現状の打線力をそのままあてはめれば、相手球団の打線の恩恵になることの方が予測される」