今日は京都鉄道博物館にやってきました。 その時の模様を記事にしたいと思います。
入場料とアクセス
入場料はおとな1500円です。 小中学生で500円。
後は公式ホームページを張り付けておきますので、ご確認下さい。
マジか!0系新幹線だよ
入るとですね、等身大の実物の電車が展示されているわけです。
やっぱりちょっと興奮します。 機関車もそうですが、なんといっても新幹線なんですよ。しかもですねこれ0系の新幹線ですね。
このゼロ系の新幹線の最高速度は200キロです。出来上がった当時は高速運転が出来なかったわけです。
地盤が固まっていないので。のろのろ運転ですよ。
地盤が固まるまでは高速運転が出来なかったわけです。ちなみに当時は阪急電車も新幹線の路線を走っていました。阪急電車の路線工事のために、大阪-京都間の新幹線の路線を借りていたわけですね。すごいですよね。阪急電車が新幹線の路線を走っていたわけですよ。今じゃぁ考えられません。
そして何度も書きますが、この時代に実際に走っていた新幹線なんですよね。
この時代に実際に走っていた新幹線なんですよね。
中身を見ると本当に興奮します。こういったが座席だったんだとか。 あとグリーン車なんかもね、ダサすぎる枯れ葉のようなソファー色なんですが、本当にね、本当に感動するんですよね。
文字で伝わるかなぁこの感動。
非常に興味をそそったのは、灰皿なわけですよ。 車内のところに灰皿が設置されてたりするわけですよね。
あと新幹線の食堂車が展示されてまして、レトロな椅子、レトロな机。初代スタートレックかみたいな感じの作りですよ。
当時は最先端のファッションリーダ的な位置にあった0系新幹線だったのでしょうが、この時代に見るとかなりレトロですよ。それでも当時に思いを馳せて見ると、重ねて書きますが感動しちゃうわけですよね。
超ミニスカートの客室乗務員とか出てきそうでワクワクしますよね。
食堂車を使用した喫茶店
この屋外ブースには、実際の食堂車を使った喫茶店があるわけですね。
簡単なメニューしかなさそうですが、実際その当時に着てたユニフォームを着たスタッフが接客してくれたりします。
結構なお客さんが入っていましたよ。
ブルートレイン
外のブースには、もう一つブースがあって、ここにも列車が展示しています。
ブルートレインですね、寝台列車ですよ。
中には入れませんが、当時の寝台列車が伺い知れます。
今は現役引退した500系新幹線
さてさて、ここまでが屋外なんですが、実際屋内の方に入っていきます。
屋内いろいろ広そうだったので、まずはコインロッカーを探して300円でした。 荷物とジャンバーとかを入れて、身軽になって室内の方を回っていきます。
室内にもですね、また列車が展示されてあって、新幹線は500系ですね。 500系は今はもう走っていませんが、当時最高速度300キロを目指した車両です。 ただ乗り心地が悪い列車になります。実際にボクは乗った事があるんですが、かなり揺れました。これは新幹線じゃぁないと思いますよ。速度優先車両なのだなぁと実感しました。
これを改良して、現在ではN700系に改良されているわけですが、安全性と快適性とスピードを両立した700系ができて、この500系が引退されたというわけですね。
東海道鉄道を主役だった特急こだま
奥には特急こだまもありました。この特急こだまというのがですね、東海道本線ができてですね、この東京・大阪を結ぶのに大体7時間くらいかかったと思います。
これが超特急こだまとして新幹線で生まれ変わる事になるわけですから、感慨深いものがありますね。
その時の列車が展示されてたりします。
銀河鉄道999
一番奥にはですね、これもしかしたら期間限定なのかもしれませんが、銀河鉄道999が飾られていました。
機関車に999と印字されていますね。
ここでメーテルのコスプレができたり、鉄道のコスプレをできたりするサービスがありました。
鉄道ジオラマ
2階のブースに上がっていくとですね、まず目が引くのがジオラマです。
Nゲージを使った鉄道模型を使ったジオラマですね。
これ大体10分ぐらいのステージなんですが、アナウンスと共にいろんな列車を走らせてくれます。
大して面白くもなかったのですが、子ども達はガラス面にへばりついてガン見でしたよ。リアルに作られた模型に感動したんでしょうね。
これはステージの時間が決まっていました。座席が3列でたくさんありましたので、どの時間のステージでも入れると思います。
ただですね、ステージが終わればメンテナンスがあって、全員退室というようなシステムなのですね。じっくり見学したいなという方は、ステージ開始前に余裕をもって入って、写真撮影をするといったほうが良いと思います。
電車運転シュミレーション
あと、2階には昭和時代の駅の構内を再現したものがありました。
されに自動改札機の仕組みを学べるようなブースがあったり、貨物車の歴史を学べるところがあったりと、いろいろと楽しめるブースがあります。
特に子どもたちに人気だったのが、電車のシミュレーションでした。
これ事前予約が必要なんですよね。
8時ぐらいから予約が始まるそうなんですが、これ早めに来てしっかりと押さえておかないと完売となります。
これもうお昼過ぎなんですが完売にすでになっておりましたので、この鉄道シミュレーションを体験したいのであれば早めに来ることをお勧めします。
子どもから大人まで楽しめるブース
あとは電車の指令室ですか? そういったものがあったりして ここらへんは少し難しそうでしたけども、大人のマニア向けですね。
親子連れがすごく多かったので、子供さんを遊ばせるようなところが結構ありました。
小さな子供を遊ばせるプレイスペースがあったり、子どもさんが実際に電車の模型の運転を体験できるものがあったり、これはNゲージではないのですがプラレールっぽいものが走っています。
これを操作盤で運転するといったものですか、列を成して子どもが楽しんでいました。
松本零士:銀河鉄道999展示会(期間限定)
2階ブースの一番奥に銀河鉄道39の展示ルームがありました。
これはもう本当に期間限定のイベントなので、運よく僕はこれにぶつかって行けたわけですが、中には映画版のメーテルの指示書というようなものがありましてですね、 瞳のアップの時の色とか細かく決められてました。
その他には当時の出版物が展示してあったり、機関室のコンピュータルームですね。よく「運行時間は変更できません」とか言われて車掌さんが困っているシーンで出てくるアレです。
その前で写真撮影とかされている人も多々いましたよ。
食堂
2階には食堂もありました。
メニューは数点しかない簡単なものでした。
1000円オーバーのナポリタンは割高ですよね?
僕はこのメニューと値段を見て「これはないな・・・」と思って、お腹は減ってましたけど利用しませんでした。
なので、味のレビューは書けません。
3階テラスと図書館
3階のブースに行くとですね、まず長い廊下があります。
この廊下は図書室に繋がってたりするんですね。電車の資料室なんですが、分厚い専門書からカジュアルな本まで、鉄道好きな知識欲のある人なら楽しめそうな空間でした。
だた、個人情報の提出が必須です。
重要な書物なので盗まれちゃいけないわけですよね。だから住所と名前を書いて提出して、やっと入出が認められるといった感じです。
この長い階段には窓がついてましてですね、この3階から館内全域を見渡せるといった演出がされてましたね。
この3階から京都を一望できるようなテラスルームに行けたりします。JR線に隣接しているというようなものもあって、このテラスからは電車も眺められたりします。
テラスで写真撮影なんかをしていると機関車の汽笛が聞こえてきます。
外に機関車の車庫があるんですが、ちょっと行ってみようかというような形で、ここの3階から2階に降りて、2階からこの機関車の体験ブースまで行く事にしました。
間近で見れる圧巻の蒸気機関車
機関車の車庫があって非常に圧巻です。
特に目立ったのが、菊の御門をあしらった機関車です。 皇室御用達の機関車なんでしょうね。 天皇専用列車といことですよね。
またプラレールで良くある回転式のレールがありました。リアルで見るのは初めてです。
実際の機関車がそこで回っていました。
そして実際の石炭を入れて燃やして、水蒸気でゆっくりですが走っていました。
油の匂いから石炭の燃える匂いなど、明治から昭和初期にかけての鉄道を垣間見れます。西洋化を急ぐ独特な時代感といいますか、あたかもタイムスリップしたような感覚が平行感覚を狂わせます。
非常に不思議な体験でございました。
京都鉄道博物館
鉄道マニアにとっては非常に美味しい場所だと思います。
当時できた時は非常に人が混み混みでした。とてもじゃないが現地でゆっくり見学できないだろうと思いましてね。 だから少し敬遠してたわけです。結構な時間もたち、そろそろ人もまばらだろうと行ってきたわけです。
まぁゆっくり出来たと思います。
ゆっくり見て回っても半日以上はかかると思います。 それぐらいの規模の大きな鉄道博物館です。
1500円で楽しめるわけですから、行って損はないと思います。
最後に機関車の実際の動く様子を動画で撮ったものがありますので、 短い動画ですが貼り付けておきます。
以上、現場からでした。