今日は1870年(明治3年)。明治政府が日の丸を国旗とする太政官布告の商戦規定により国旗のデザインを企画した。
デザインを企画したんですね。デザインです。
目次
日章旗(日の丸)
法律としては日章旗ですが、馴染のある呼び名は日の丸ですね。
日本の心
日章旗(日の丸)は日本人の心を表しているようです。その昔「日出る国」と聖徳太子が国書を隋に送ったように、太陽を象徴する価値観があったようです。
日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す・・・
太陽と日本の結びつき
日本人は昔から自然崇拝・精霊崇拝をしていました。山岳信仰と云われる山々に神々が宿るというというアレですね。日本神話の主神の天照大神も太陽神であり、太陽は日本の神なのです。
国名が決まった日
推古天皇の時代。聖徳太子が隋へ国書を送りました。この時に国号を「日ノ本」(ひのもと)=日本という公的な文書を作成しています。
日の丸が使われはじめて
- 文武天皇(701年~)が正月の儀式に日像を使用するようになる。
- 室町時代、朱印船貿易船に日の丸が用いられる。
- 戦国時代(1467年~)から旗印・馬印に日の丸がつかわれはじめる。
- 江戸時代、種子島家の船旗として用いられていた。幕府に島津家と水戸藩が幕府に船旗に勧める。
- 江戸時代、幕府船団に日の丸が用いられる。
- 江戸時代、幕府が御国総標のおふれを出し国旗となる。
- 明治維新、商船規定が定められ国旗のデザイン・サイズが決められる。
- 明治時代、陸軍(旭日旗きょくじつき)が輝きを追加したりする。
- 戦後、平成11年国旗国歌法が制定され「日本の国旗」と再設定。
雑学
明治時代にイギリスが500万円で売ってくれと云われたらしい。