4月になりましたよ。春の装いです。
SNSリール動画で宣伝
趣味の園芸。
というか、仕事の延長にあるものなのですが、春に向けてネモフィラとチューリップを仕込んでいました。
見事に咲いてくれていい感じ。
ネモフィラは種を植えて、雑草も一緒に生えてくるので、どれがネモフィラの葉っぱなのかわかりません。だから雑草と一緒に育ってしまいましたが、まぁなんとか鑑賞できるようにはなりました。
そしてこの見事にお花が咲き乱れたお庭をSNSで発信です。Instagramにオシャレ動画としてアップロードして宣伝というわけです。
一度作品を作ってアップロードすれば、作品は残り続けるので再生回数は回り続けます。ほったらかし宣伝という事です。
小さな行動を積み上げなきゃね。
息子と食事
仕事で忙しい日々を過ごしながら、仕事が終わればモンスターハンターワイルズで時間を使う。もしくは友達から連絡が来て飲み会で時間を使う。その2択ぐらいのアフターファイブ。
4/11の夜は息子から「東京に行ってアパレルで働こうと思うが、どう思う?」とLINEが入りました。
東京?アパレル?突然の事で返す言葉がなく「ゆっくり話を聞かせてくれ」とだけ返信しました。そこから仕事を終えて晩飯何を食おうかと。
息子のLINEを思い出して、「飯を誘ってみるか」となり合流。鉄板焼きを食べに行くことになります。
- 留学を経験して、海外で怖いもの知らずで遊びまくって、英語力を身に着けた。
- 帰国したら刺激がなくて毎日がつまらない。
- 東京に出たら何かがあるかと思ってアパレル関係で働こうかなと思いついた。
といったところが彼の今というわけですか。
アパレル関係は好きな業界なので「やりたい事」。だけど、なにかしら考えなく動いているような背景があるようなので、少し話をしながら探っていけば、ありましたよ。今の彼には刺激がなさすぎて退屈を持て余しているわけです。だから東京という発想が浮かんでいるわけです。だた好きな事を見つけているという事は良い事。

これには賛成。好きな事を極めればいいと思います。
英語力を身に着けたといっても、日常会話が出来る程度なので、翻訳やら通訳、ビジネスで活用出来る英語力はまだまだといったところ。1年足らずの留学では勉強量が足らないという事がわかりました。だから英語力は極めて欲しいと僕は願っていて、次の一手は英語力を衰えさせないように英語を活かした就職先を見つけてほしいと思っていたりしますが、なかなか彼との考えと嚙み合わず。



海外で働きながら語学を学べるワーキングホリデーという選択はないのかな・・・
刺激がない毎日でつまらないという話なので、今しか出来ない事を提案してみました。これは大阪万博の特需を利用するという提案です。
せっかくの国家プロジェクト。成否に関わらず国の事業がどういった顛末を迎えるのかを、中で見物出来るのは「良い経験資産」になると思うのですよ。
そして開催期間は約半年。ここで自分のスキルを活かしてお金が稼ぐという生産活動をして、東京進出の資金を稼ぐ事を提案してみました。



やる気になったみたいで、ここだけ折り合えた。
なかなか息子と話すのは骨が折れる。思うように成長に向かって導くことが出来ないので、親としてはハラハラですよ。
さてさて、ここまで話をし終えたところで、あとは雑談。よく話す良く話す。僕はほぼ聞いているだけでした。最後のほうは聞くのに疲れて帰りたいモードになったのですが、ここで話をこちらから終わらせる事は出来ないと思い、満足ゆくまで話をしてもらって、ただただ聞いていました。
若さゆえの無謀な体験。アメリカ留学では、楽しさと危険と隣り合わせのスリルを味わって刺激を感じつくしてきたようで、親としてはこれもまたハラハラしながら聞くわけです。
僕は親として義務を果たせているのかなぁ。
開幕大阪万博に突撃
4月13日が大阪万博2025の初日です。
行くのであれば初日しかないと常々思っていた僕は行動することにしました。
暇を持て余している息子に「いくか?」と尋ねると、すぐに「行く」と返答がきたので、前日にネット予約。



前日に取れるんだ!?
という事に驚きつつ、チケットは東ゲートを選択。車で行くつもりだったので東ゲートを取ったわけですが、障がい者用の駐車場しかなく、大阪万博の交通手段は電車とシャトルバスしかないようです。
誰もが途中まで車で行くだろうと考え、夢洲付近の駐車場はパスして、大阪南港の中ふ頭の駐車場へ向かいました。
ここから中央メトロ線で夢洲まで向かいます。
途中案内など無くて、本当に万博開催してんのかなと不安になりましたが、無事に到着。
人がごった返しておりました。
夢洲駅を出るとそこは「西ゲート」です。僕たちは「東ゲート」のチケットを持っているので、東ゲートに移動しなきゃいけないのかと思いきや、どちらでも入れるんだそうです。
で、ここで問題発生。
チケットをスマホで表示しようとしても電波が悪すぎてチケットを表示出来ないのです。
僕は万博アプリの使いにくさ(毎回ログインID・パスワードを求められる)で、チケットをスクショして写真ファイルに保存していたので問題なかったのですが、息子が苦戦しておりました。



電波が悪いってどいうこと??
万博は現金は使えません。キャッシュレス決済です。だからスマホのバーコード決済を使おうと思っていたのですが、電波が悪かったらバーコード決済出来ないじゃないですか。
キャッシュレス決済を堂々とアピールするのであれば、キャッシュレス決済の環境はしっかり整えておくべき問題だと思うのですけど運営はどういう事なんでしょうね。
続きは別の記事で詳しく書いています。
もう10年
デイサービスを始めてもうおよそ10年経ちました。
あの頃とはスタッフが様変わりして、どうだろうな・・・。思い描いていた未来と全く違うんだけども、優秀なスタッフが揃っていて、僕は幸せだなあと感じる。
今僕は、現場スタッフと共に働いていて、感情の共有をしている。辛い時も嬉しい時も、その一瞬一瞬を彼女らと共に味わっていて、今のスタッフを手放したくなくて、ずっとこの瞬間が続けばいいなと切に切に願っている。
だけど、一人スタッフがやめることになる。介護福祉士をとって次のステップに行きたいようだ。それを止める権利は僕にはない。
それぞれの自分の生き方があって、やはり後悔して欲しくないので、送りだそうと思う。
離婚があったからこそ今がある
あるスタッフに言わせると、僕は聞き上手で、スタッフの意見を聞き入れ、それぞれの思いを汲み取れる経営者らしい。



そうスタッフが言うのだから、そうなんだろう。
だけども、昔は違っていた。自分の考えが正しい。だから自分の考えを相手に押し付けたし、それが原因で妻とも別れてしまった。
カップル単位というか、自分がハンドルを握っている感覚で物を言っていたし、相手には相手のハンドルがあり、自分には自分のハンドルがある。相手と自分は違う人間だと尊重できるような考え方は持ち合わせていなかった。
だけども、離婚を経て今のままではダメだと勉強に勉強を重ねた。
大きかったのはDV 加害者更生プログラムに参加したことだったと思う。
DV とは肉体的 DV だけではなく、精神的 DV も含まれる。DV をしてしまうような価値観というようなものがあり、この価値観が妻を束縛する要因になっていた事に気がつけた。
この価値観は
- 親から教えられるもの
- また世間から教えられるもの
男らしさを期待されてジェンダーが刷り込まれていく。
- 男であれば金を稼ぐこと
- 女を守ること
- 女より強くなければならない
- 社会的なステータスを持ち近隣住民とお付き合いをしなければならない
- 家を守らなければならない。
このような期待される男らしさが、知らず知らずのうちに形成されていく。そして出来上がるジェンダー思考。こういったものが女性に対する精神的 DV につながっていく。



これをDV加害者更生プログラムで学べたことが非常に大きい。
何が DV で何が DV でないのか。どういった価値観がDV につながっていくのか。これを知ることによって、今まで知らず知らずのうちに培ってきた価値観を客観的にとらえる事が出来た。客観的に捉える事が出来たからこそ、捨て去ることができた。
そして再構築を果たした僕が出来た。
そんな僕を見てスタッフは言った。聞き上手で、他人の思いに耳を傾け聞き入れてくれる。そんな人物になれたのだと。またスタッフは云った。離婚があったからこそ、僕は変われたのだと。
彼女の意見には、特に異論はない。僕は妻が僕を捨ててくれたがために、生まれ変われたのだと思う。離婚があったからこそ今がある。



だから妻には感謝しかない。