早霧せいな
物怖じしない性格。「私、寒がりなので腹巻きとレッグウォーマーをします。」とテレビでコメントしてましたが、ボディーウォーマーのことを腹巻きとか言うあたり男性的だなぁと感じました。後輩想いなところもあり慕われている。良い意味で女性らしさがなくて、「なんでも体ひとつでぶつかっていこう」っていう気合溢れた自分物のようです。
プロフィール
長崎県出身。愛称「ちぎ」 なんでしょうこのちぎって?2001年宙組で「ベルサイユのばら」で初舞台。和央ようか・花總まり(←最長タカラジェンヌ。1994年から2006年までトップ娘役を12年間も務めた)コンビでお二人の性格からしてシットリした感じのベルサイユのばらでした。
2006年「NEVER SAY GOODBYE」で初主演。新人主演を5年目で勤める??。しかも和央ようか・花總まりの退団公演でジョルジュ・マルロー役で主演を張るということから、当時のファンからはハチャメチャな早霧せいなに主演がまわってきている事に驚きがあったようです。世代交代の真っ只中に頭角を現したのが彼女だったのでしょう。物怖じせず持ち前の度胸で勝ち取った主役だと思いますよ。
2009年。宙組から雪組へ。2014年「ベルサイユのばら」そしてトップスター就任。初舞台を踏んだのが2001年。13年後に同じ演目でトップスター。トップスターになるまで平均的に12年~15年ですが、実力は本物だったようです。
2015年「ルパン三世/ファンシーガイ」この公演はとても面白かった。早霧せいなのための脚本といった感じで彼女の良さをしっかり引き出した脚本でした。ちなみに、ルパン三世はボクが宝塚歌劇団を知った作品です。その感想はこちらの記事で書いてます。
2017年「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」これが雪組を牽引してきたトップコンビ早霧せいな、咲妃みゆの退団公演になります。和風テイストで僕としては違和感があるのですが、Dramatic “S”がテンポの速いダンスで魅せられます。それに早霧せいなが雪組メンバーのひとりひとりを観る姿。客席に背中を見せるようになってしまうのですが、想いが伝わってくる背中で目頭が熱く熱くなってくるのです。「あぁ・・せいなさん。慕われているのだなぁ。団結力のある雪組をつくったのは、この人だ」と感じ入ります。
宝塚カフェブレイク(H31/3/3放送)にて
お遍路に行きたいと話されていました。四国88ヶ所めぐりをして、なにか開眼するんじゃないかと思うと話されています。退団されて違う環境に身を置いて感じるものがあるのでしょう。「若い時は時間がないけど・・・」とエネルギッシュに駆け抜けてきた雪組時代を思わせるコメントの後、「一気に88ヶ所を巡ってみたい」とハチャメチャさの性格もチラリ覗かせながら、忙しいので時間を見つけてお遍路にチャレンジしたいなぁと話されてました。
オーバーオールが大好き。子供の頃はずっと履き続けた。と言われてました。オーバーオールって任天堂のゲームキャラ「マリオ」が着ているやつです。ファッションとしては・・・っといった感じなのですが、腹巻という言い回しといい、「なに?わたしこれが好きなんだけど、なにか?」といったハッキリクッキリな性格が伺い知れる小話です。
2005年のファントムから10年たっているので、雪組のみんながファントムしているのが懐かしかった。と話されています。望海風斗(だいもん)がエリックをしていたので、母性本能がくすぐられたっと。仮面とか汗で蒸れるとか楽屋でそういった話をした。
ファントムの消えるマジックは、山上兄弟(てじなーにゃ)のお父さんが担当しているそうで、なぜ消えるのか聞いても教えてくれなかったとか。新人講演オペラ座の団員のリシャード役をした。一番大きな衣装を着てる役で、まっすぐに歩くといたるところにぶつかってカニ歩きじゃないと歩けないとか、いろいろ楽しいエピソードを教えてくれてました。
まほろば
長崎の家族の話。祭りの日に、女性だけが集まって女性ならではの話をしているのを舞台にしたもの。女性同士の真剣な話がコメディーになってゆく。初演は10年前で賞をとった作品。長女みどり役。長女であったり、東京で働いて帰ってきているという設定だったりで共通点が多い役だと意気込みを語っておりました。
前編長崎弁。東京と長崎の言葉を使い分けるバイリンガルw ネイティブな長崎弁を楽しんで下さいとのことです。
その他の宝塚歌劇団の記事
この記事内ででてくる作品
早霧せいなさんの初舞台
和央ようか・花總まりの退団公演
早霧せいなトップスター就任の年
早霧せいな退団公演
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