明治5年 東京で初めて日刊新聞が創刊されました。
目次
お値段は
片面だけで1枚140文。1文が現在の18円だとして2520円。かなりお高いものですよね。
低迷期
明治24年には、長州藩の派閥の機関紙になりました。伊藤博文らの後押しもあり、三菱財閥に買収されることになります。ここらへんから政治色の強い新聞になり売上低迷のキッカケになるようです。
絶頂期
危機を救ったのが大阪毎日新聞社。大阪資本で再出発の東京毎日新聞社は身近な時事ネタを扱いながら売り上げを伸ばしてゆくことになります。当時、全盛を誇っていた朝日新聞と肩を並べ2大新聞社時代になります。
毎日新聞社
東京・大阪毎日新聞社が統一し、現在の毎日新聞社になります。
光文事件で大失態
光文事件とは、大正天皇が47歳で崩御され、次の年号になります。大正の次の年号を「光文」と誤報で発表したのが大阪毎日新聞。これに大きな打撃を受けます。
63年ぶりの雪辱を果たしたす
光文事件の名誉挽回で、昭和63年1月7日の夕刊にスクープを抜きました。これは全国紙のなかで唯一、夕刊に平成で間に合ったということです。
現在の売上ランキング(2021)
- 日本経済新聞
- 読売新聞
- 朝日新聞
- 毎日新聞