【R2.7/4】未来に向かって自分と向き合う時期

相変わらず仕事は忙しい

夜勤で夜中に利用者さんが発熱する。体温は37度4分。朝方には36度9分まで下がって落ち着いてきたので、少し安心する。新型コロナが流行っているので、神経質になったりもするが念のため病院に連れていった。

横殴りの雨で強い風。天気は荒れ模様で、多分明日の日曜日も雨だろう。またもや登山に行けないわけだ。本当に気が滅入る。

今日の夜にだんじり祭りの会合があるので、ビールの買い出しに来る。今年も去年と引き続き、幹事長をしているので、こういった雑用が全部僕の身に降りかかってくる。今から育成会館まで行ってビールを冷やし、夜の会合の準備にとりかかる。

余計なことを考える暇がない。そのぶん気持ちもだいぶ安定している。去年の8月は酷かった。想い出したくても記憶がごっそり抜け落ちている。うつ症状の発症から乖離性健忘症を患い、当時の記憶は断片的になってしまった。

さて育成会館に着いた。なんだかんだ忙しい日々を送っている。忙しいからこそ余計なことは考える暇がない。

忙しくてマルチタスクになると

ただ、忙しすぎるのも難点で、あれこれ考えながら作業するものだから、今、手に持っていたはずのペンがなくなったり、スマホがなくなったり、最悪にも会社から支給されたiPadプロのアップルペンシルを失ってしまう。

ケアマネの在宅ワークを検討していて、タブレットでの作業を提案したのはボクなんだけどもね。



アップルペンシルがなければケアプランは書けないし、日々の記録である、介護支援経過も書けない。弁償かと思って、アップルペンシルの値段を調べてみると、結構なお値段がするじゃあないか( ̄Д ̄)

記憶をたどると朝まではしっかりiPadプロの横についていた。だから購入する前にしっかり探してみることにする。ネットをいろいろ調べているとアップル製品を探すアプリがあるようだ。すぐにインストールして試してみる。

Wounderfind

職場のデイサービスで、アプリを立ち上げて歩き回っているとアップルペンシルという表示が出た。あと何メートルといった表示が出るので、それを頼りにうろつき回っているとすぐに見つかる。

サーチ画面

なーるほど、結構優秀なアプリじゃないか。これで無駄な出費をしなくて良くなった。本当にありがたい。


ZOOMカウンセリング

そうこうしているうちにZOOMカウンセリングの時間が迫ってきたので、15:10ちょっと早くログインした。いつもギリギリにログインしていたので知らなかったが、グループカウンセリングが始まる前に先に参加している人がいて、ちょっとした雑談の時間があるようだ。

カウンセリングの参加者については記載できないので、ここではボクの事だけを抜き出して記載すると



ある参加者からボクに質問が来て、あなたはパートナーに対して何をしたのか、具体的に思い出し、そして苦しみ抜いたか?そんな質問が飛んできた。

あなたを見ていると、あなたにはココに参加してから人権意識が備わったのはわかる。そして、さらなる成長を求めて人格の再構築を目指しているようだが、それってあなただけが救われることであって、パートナーが救われることではないんだよ。あなたがまずしないといけない重要な事は、パートナーの傷を癒すことなんだと思うよ。



そう彼はボクに語り掛けてきた。この一番古い参加者である彼は、いつも僕にひとつの気づきを与えてくれる。そして彼の語り掛けはさらに続く。

「俺だけが悪いのか?」ココを乗り越えるために、課題の分離で、あなたはあなたの課題に向き合ってきた。そこも乗り越えられたと思う。そしてあなたは未来に向かって多方面に勉強しているのが感じられる。
だけど、私があなたに感じる事は、あなたのパートナーへの姿勢だよ。あなたが過去パートナーに対してきたことに対して深堀することが大切だと思う。深堀した先に絶望的な苦しみがあるんだけど、あなたはそれを経験したのかな?
パートナーがその時感じたであろう感情、そのとき受けた傷を想像して悔やむこと反省すること。その事がパートナーに対してのあなたの責任であり、同時に彼女の傷を癒す事に繋がるんだよ。
そこを通ってからなら、あなたの今取り組んでいる「自分を変えてもう二度と同じ過ちを繰り返さない」「そのための人格向上」に向けての取り組みに、私は共感するんだけどね。



とまぁ、そんなことを語られていたところで、カウンセラーが入ってきた。そしてカウンセラーは言った。

「それはグループカウンセリングで行いましょう」と。

どうやらカウンセラー不在での参加者同士の意見交換を嫌がるようだ。理由はわからない。

過去か未来か

彼との会話は面白い。ボクはアドラー心理学で自分の行動にひとつの軸を作るという試みをしていた。彼がボクに興味を抱く理由がアドラーなのだと思う。

アドラーのどんな本を読んでるんですか?と尋ねられた事があるからだ。ボクは下記の本を云った。



彼はアドラーをカウンセラーに教えてもらったようだった。ただ書籍までは読んでいないらしく、アドラーのまとめYoutube動画を見る程度だったようだ。

アドラー心理学のさわりを面白おかしく解説してくれる動画を紹介しておきます。

以前、ボクはカウンセラーにアドラーの目的論の危うさを諭された事があったが、彼にはアドラーを勧めているようだ。

  • 今の自分の在り方に、過去に原因を求めない。
  • 未来へ向かって目的に沿った過去への意味づけ。
  • ゆえにトラウマは存在しない。

これがアドラーの目的論。
ボクには勧めず彼にはアドラーを教える。
この差はどこからきているか考えてみると・・・

  • 未来へ向かって歩み急ぐボク
  • 過去に留まり歩みを止める彼

その違いなのだろうとボクは分析している。

未来へ歩みを急ぐのは、パートナーを忘れて新たな自分の人生をつくるためではない。将来的に、パートナーとの道が重なる時のための備えなのである。もっぱら重なるかどうかなんて事はわからない。重なるかもしれないし、重ならないかもしれない。

パートナーだけではなく子どもたちとの関係も含めて、仮に道が重なったとき時に同じ悲しみを与えてしまわないための自己成長を期間が今なのだ。情報に鮮度があるように、自己の変容もショック期から数えて変えれる期間があるような気がしている。いわゆる「マンネリ化」したら変えれない。自己改革は一気にやって、後は定着させる。足らないすべての分野に多方面に勉強をして人格向上を目指すわけである。新しいことに触れる刺激で歩みを止めないのが肝心である。

  • 未来に向かって歩みを進めるのが良いのか?
  • 過去に留まり反省の日々を送るのが良いのか?

なにが正解なのかは、皆わからない。知識を得て進む方向性をプラニングする。そして小さい歩みでもよいので行動をする。(もちろんパートナーの安心をつくるために行動しないという選択もある)そして振り返り自己評価を行う。そして修正を加えながら、計画倒れや挫折をしないように無理のないプランに作り替えてゆく。

地道な作業だ。だけど確実に変わってくる。価値観が変わり、思考が変わり、行動を変える。発言を変える。内なる変化は次第にボクの立ち振舞いを変えて、そして相手はなにかを感じとるようだ。

その夜、祭りの会合を終えて飲みに行く。その場で言われた事がある。

 
水〇
「お前、女できたんか?」

なにを感じてそう発言したんだろうか。水〇くんは。勘の働く彼のことだから、ボクの雰囲気が変わったのを感じたのだろう。

女をつくるってバカな話はない。ボクはもう結婚なんてこりごりだ。女もなにも興味がない。
ただ人権意識が備わり、相手の自由を尊重し、自分の自由もつくる。そのよううな関係性を育てるためのコミュニケーション方法を会得しただけの話。それがじわりじわりとにじみ出てきているだけ。ただそれだけだ。

願わくば、パートナーと子どもたちと壊れてしまった関係を、いつか修復したいと思っている。そして関係を育てる関わりで互いに幸せになれればと思う。

まぁ、それは遠い遠い未来の話になるだろう。もちろんそんな未来はやってこないかもしれない。未来の事なんか分かるわけがない。

だからこそ、今できる事を真剣に!

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