会社で働く意味をはき違えるなという新人スタッフへの記事です。
反抗するスタッフ
若い新人スタッフが責任者に注意をされて反抗しました。注意をして「この会社を辞める時はいつまでに言ったらいいんですか?」と責任者に向けて言ったらしいです。
ハッキリいってこれは反抗ですよね。そして挑発です。
責任者はこの挑発には乗りませんでした。(さすが大人の対応)
給与をもらって働くという本質
新人の頃に注意される事なんていくらでもあります。
そもそも注意されるという事は会社に価値を提供出来ていないからです。会社に損失を与える行動をしているからです。
会社に雇われ給与をもらう以上は、会社に対して貢献しないといけません。世の中は等価交換です。お金を払って物を買う事が当たり前です。お金を払ったのに何もない。お金を払って損をする。そんなことは通用しません。
注意されて反発する。注意されて「わかりました以後気をつけます」で終わる。じゃぁダメなんです。会社は学ぶところでもなく、先生に注意されて反抗する生徒のような学生気分でくるような場所じゃないわけです。
そんな価値を提供出来ない働き方では給与をもらうどころか、学校として学費を払わなくちゃなりません。
リーダーとしての価値
リーダーはスタッフをまとめていかなくてはなりません。これがチームに貢献することであり、それが会社に貢献することになります。
だからチーム力を低下させるような動きをするスタッフに注意して指導することが求められます。
そのリーダーが他のスタッフの顔色をうかがって注意出来ないとしたらチームに貢献できません。チーム力が低下してサービスの質が落ちる。会社に損失を与えてしまいます。
これも等価価値に照らし合わせるとリーダーとしての手当てと「注意出来ないリーダー」が釣り合っていないんですね。だからこんな人材はリーダーから外されます。もしくはなれません。
仲の良いスタッフと他のスタッフの陰口云ってるだけじゃ万年平スタッフです。
年配スタッフの価値
20代駆け出しの頃は、年上のスタッフに良く怒られたものです。
社会に出て間もない時期ゆえにプロ意識がなく学生気分を引きずっているからです。
役職がなくとも年配スタッフは人生の先輩として次世代を導く事が出来るわけです。それが年配スタッフの価値だったりします。
だけど若いスタッフと一緒に学生気分であったり、注意や指導もせず若いスタッフの悪口を言ってたりする年配スタッフがいたりします。
若いという事はそれだけで価値があったりしますが、年配というのは経験を積みプロ意識を育ててこそ価値が出てきます。
プロ意識を育てないまま年をとった40代・50代・60代に再就職の道はないでしょう。誰でも出来る単純労働しかないけれど、たぶんそんな仕事はすべてAIに置き換わってゆくと思います。
価値をつくるために必要な事は「考えて動く」に尽きます。会社に貢献できるようにどう立ち振る舞うか?そこを考えてこそプロ意識が育ってゆくわけです。