コロナ欠勤ですか
コロナでいきなり欠勤って事があります。現場スタッフが人手不足で今日の業務が無事終わるのか不安になります。不安から感情がざわつき出して自己統制とれないスタッフが怒りで表現したりします。そんなスタッフの感情はカオス(混沌)で言わなくてもいい一言を云ったりします。つまり感情むき出しで「今、何をすべきか?」が理解できていないんですね。この時点で内容は無いに等しいので、経営者は対象のスタッフから意識を外します。
カオスな感情は無視でいい
カオスな現場に飲み込まれないよう、必要な事だけをターゲットにマイペースに動きます。ここで空気を読んだりする必要はない。その時間が無駄だから。また挑発に乗る必要もない。そのエネルギーは浪費だから。
欠勤者がいるなかで今日一日の目処がついたら現場に復帰。(目処がつくまでは粘りに粘って知恵を絞りだそう。)それが出来たらスタッフと共に働きます。
現場スタッフの要望に応じてなんでもしまっせ姿勢
責任者の要望に応じて入浴介助担当になりました。ここで現場に入る事を渋ってはいけません。「なんでもするよ。なんでもね。だから君たちも働いてよね。」という姿勢でいきます。
久しぶりの入浴介助です。自分のペースを思い出すまでそう時間はかかりませんでした。入浴介助はひとり介助の世界。他のスタッフと連携せず淡々と行う介助。自分で考え思ったように事を運ぶ事で達成感も得られる。介護業務のなかで自分の性格に合うのが入浴介助です。
気を遣い出す現場スタッフ
入浴介助を行っている時にデイ責任者が入ってきて着脱しはじめましたが、本来であれば入浴介助と着脱介助はひとりのスタッフでするんです。だけどボクが入浴介助に入っているからか責任者が気を遣って着脱に入ってきました。だけど内心はいらないんです。ひとりで完結したいんです。でもその気持ちも汲まなきゃなと思いそのまま着脱してもらいました。
現場スタッフが現場の介護を行えるように
お昼からはレクリエーション。スタッフがトイレ誘導やコーヒーを沸かしたり、午後からの入浴準備をしたりと介護業務があります。スタッフが現場をまわす間にボクがレクリエーションで利用者さんを楽しませます。
少ないスタッフで現場をまわす時、経営者のボクの立ち回りはスタッフがいつもの介護業務が出来るようにその他の業務を肩代わりすることです。今回の場合は午後からのレクをボクがします。これによりトイレ誘導や午後からの入浴の準備、入浴ででた洗濯物の処理などをスタッフが行えます。
しんどかった今日の業務の愚痴を聞く
それでもって全体がうまく回ればミッションコンプリート。その他はスタッフの愚痴を聞くぐらいでしょうか。とにもかくにもしんどい一日でした。しんどい一日をまわしてきたスタッフは不満が溜まっています。その不満を反論することなく聞き込む。それでも晴れない不満はどうしようもないのでスタッフの問題だと割り切ります。
自分の不満を処理できないのはボクの問題ではなく、あなたの問題だと課題の分離を行うわけです。じゃないと身が持ちません。経営者も人間ですから、自分のキャパを超えたところまで自己犠牲をしないように心がけます。気持ちを持ち越すと仕事にミスが多発しますし、人間関係も摩擦が起きます。
最後に自分にお疲れ様
経営者なんてホントに割の合わない職域だと思います。しんどいのはみんな同じなのに不満をぶつけられ批判されたりもする。いちいちかまっていたら身が持ちません。右から左へ受け流しながら、明日へと繋げてゆく。労使関係ゆえの立場の違いがココに集約されると思います。
立場が違うと割り切り諦めるのが寛容。ホントに今日はお疲れ様と自分を褒めてあげて、アフター5を楽しみましょう。