5月2日「世界まぐろデー」

2016年(平成28年)国連総会で制定されています。

80ヵ国以上がまぐろ漁を行っています。そしてインド洋や太平洋で乱獲されてきました。

目次

名前の由来

①マグロは目が大きく真っ黒なので「目黒」と云われて「まぐろ」になったという説

②マグロは脂身が多いのですぐ腐敗し、真っ黒になってしますので「真っ黒」「まっくろ」「まぐろ」となったという説。

マグロの生態

マグロはとても早く泳ぐ事が出来ます。時速10㎞で泳いでいます。

水中で呼吸しており泳ぎを止めると呼吸できずに窒息します。なので寝ている時も泳いでいる。

熱帯や温帯な海に生息していています。

マグロは食物連鎖の上位でいて、鯨やアザラシ、カジキやサメと同じ位置に属しています。そのため個体数が少ない。

マグロ漁

マグロは個体数が少ないうえに、80ヵ国以上もの国々が乱獲をするために、マグロは高値で取引されています。

そんなマグロ漁。1回あたりの最高額は3億円。その時の乗組員の平均年収は1.000万円以上と云われています。

マグロ漁は1カ月以上にもわたる遠洋漁業です。狭い船室で同じ顔ぶれと一緒にいると人間関係が悪化し、ストレスがまたる漁。今はネット環境が整っていたりしてストレス配慮されてきました。

和歌山県勝浦港がマグロで有名です。マグロは鮮度を保つため-50℃に冷凍されますが、この勝浦では冷凍されないマグロを食べる事が出来ます。

マグロの保存と食文化

江戸初期

鮮度を保つ方法がなかった。塩漬けにして保存したため非常に不味かったそうです。なので貧しい人の食べ物だったそうです。

江戸中期

この頃に醤油が流通しはじめ、醤油漬けにされました。ズケという寿司のネタになり食べられるようになりました。

昭和

冷蔵技術が発達して赤身が食べられるようになりました。ただ脂身(トロ)は缶詰にされています。

冷凍技術が発達してくると、完全に保存が効くようになります。食文化が欧米化するとともに油ものが好まれて食べられるようになり、脂身(トロ)が高値で取引されるようになりました。もはやマグロは高級食材になってきたのです。

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この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

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