4月26日 今日は何の日?
目次
良い風呂の日
語呂合わせで4(よい)2(ふ)6(ろ)の日というわけです。
日本の風呂
奈良時代
仏教の伝来と共に沐浴として入ってきました。この時のお風呂の形態は
蒸し風呂でサウナのようなものをいった。
東大寺で貧しい人に施浴として沐浴施設を開放したという事です。
江戸時代
戸棚風呂という下半身のみ浸かる風呂があった。
これは蒸し風呂に足湯を足したようなものです。洗い場から浴槽へはくぐって入り、蒸気が逃げない工夫が建物にされていました。
五右衛門風呂という鉄の風呂があった。木の板に乗って入浴する。石川五右衛門が京都三条河原で釜茹での刑にされたという恐ろしいネーミングを持つ風呂。
明治~大正時代
明治維新から西洋文化を取り入れていった。西洋のお風呂文化はシャワーであった。
そもそも入浴する目的が違っていた。
日本人は入浴に洗い場と入浴を分けていたが、西洋のそれは完全に一体となっている。
しかも入浴の目的は洗うだけではなく、リラックスなどの目的もあり、西洋のシャワー文化は受け入れられなかった。
ゆえに日本は独自のお風呂文化を築いてゆくことになった。
木桶風呂・鉄砲風呂とも呼ばれたものがあった。
昭和時代
ドラム缶風呂というのがあった。ドラム缶を廃品利用したもの。内風呂のなかった時代(昭和40年頃)には一般家庭でもしばしみられた。
古代ローマ
テルマエという銭湯があった。ローマ人には大切な場所で、貧富の差に関係なく誰でも入浴することができた。そこで一日過ごす者もいるほどであった。