秋の風が少し冷たくなってきました。
夜勤の夜が寒くなってきたので、暖房をつけると部屋が乾燥する。朝に窓を少し開けると湿った空気が流れ込んできた。

そうか今日は雨か。
日勤+夜勤+日勤でクタクタになる水曜日の朝。決まった手順で朝ごはんを作り、利用者さんに出したのち、僕は食べながら洗い物などの仕事をこなす。そうこうしているうちにスタッフが出勤してくる。
今日の朝ごはん pic.twitter.com/fO6IKIvtwT
— ライカー副長 (@yamaosun) October 22, 2025
Try it !
そんな朝、ふと思い出したのが、昨夜息子が仕事場に来て



「メシ食いにいこう」
と言ったことだった。
どこか迷いのあるような表情に感じた。
自分の中で、何かの答えを探しているようにも見えた。
けれど僕は夜勤の時間が迫っていて、「今日は無理だわ」と断った。
僕はきまって息子に言っている言葉がある。
「とりあえず、思ったことはやってみたらいい」
それは教えるというよりも、
自分に言い聞かせている言葉でもある。
どんな言葉を受けても、最終的にはこの一言に戻ってくる。
やってみるという価値
行動って、大きく分けて3段階あると思うんです。
- 検索する(調べる)
- 知識を得る(学ぶ)
- やってみる(体験)
ほとんどの人が、①か②で止まります。
やってみる、までたどり着く人は、実はかなり少ない。
だからこそ「やってみた」というだけで、その時点で大きく抜け出せているんです。
たとえ失敗しても、それは「こうしたら失敗するんだ」という経験値になる。
経験値が増えてくれば、やがて成功に近づいていく。
行動しない人は、人の失敗を笑うだけ。そんな人は身近にもいっぱいいる。行動する勇気がなくて、行動した人を鼻で笑う事で自分を慰めている。



そんな人たちは笑わせておけばいい。
自分のそばには、行動する人を置けばいい。
行動する人のそばにいれば、自然と影響を受けるし、試行錯誤する姿に励まされる。
そうすれば、今という若さの時間を無駄遣いしなくて済むと思うんです。
彼はもう十分に僕の先を行っている。僕のハタチは、やりたい事のカタチも捉えられていなかったし、時代に流されて生きてきただけだった。
今、50歳になってやっと「やってみる」を軸に生き始めている。
幸せになる努力
人生を楽しんでいる人って、
素直で、ニュートラルで、まずはやってみる人なんですよね。
頭の中で完結させずに、ちゃんと現実に落とし込んでいく。
「とりあえず小さくやってみる」
それが、次のドアを開けてくれる鍵なんだと思う。
失敗したって、ちゃんと経験になる。
行動しない奴に笑われたところで、痛くも痒くもない。
誰かの挑戦に拍手を送り、
自分の挑戦も肯定できるような環境を、
息子には自分の手でつくっていってほしいと思っています。
僕はその少し後ろから、静かに見ていたいと思います。