try it !

秋の風が少し冷たくなってきました。

夜勤の夜が寒くなってきたので、暖房をつけると部屋が乾燥する。朝に窓を少し開けると湿った空気が流れ込んできた。

ライカー副長

そうか今日は雨か。

日勤+夜勤+日勤でクタクタになる水曜日の朝。決まった手順で朝ごはんを作り、利用者さんに出したのち、僕は食べながら洗い物などの仕事をこなす。そうこうしているうちにスタッフが出勤してくる。

目次

Try it !

そんな朝、ふと思い出したのが、昨夜息子が仕事場に来て

息子

「メシ食いにいこう」

と言ったことだった。

どこか迷いのあるような表情に感じた。
自分の中で、何かの答えを探しているようにも見えた。

けれど僕は夜勤の時間が迫っていて、「今日は無理だわ」と断った。

僕はきまって息子に言っている言葉がある。

「とりあえず、思ったことはやってみたらいい」

それは教えるというよりも、
自分に言い聞かせている言葉でもある。

どんな言葉を受けても、最終的にはこの一言に戻ってくる。

やってみるという価値

行動って、大きく分けて3段階あると思うんです。

  • 検索する(調べる)
  • 知識を得る(学ぶ)
  • やってみる(体験)

ほとんどの人が、①か②で止まります。

やってみる、までたどり着く人は、実はかなり少ない。

だからこそ「やってみた」というだけで、その時点で大きく抜け出せているんです。

たとえ失敗しても、それは「こうしたら失敗するんだ」という経験値になる。

経験値が増えてくれば、やがて成功に近づいていく。

行動しない人は、人の失敗を笑うだけ。そんな人は身近にもいっぱいいる。行動する勇気がなくて、行動した人を鼻で笑う事で自分を慰めている。

ライカー副長

そんな人たちは笑わせておけばいい。

自分のそばには、行動する人を置けばいい。

行動する人のそばにいれば、自然と影響を受けるし、試行錯誤する姿に励まされる。

そうすれば、今という若さの時間を無駄遣いしなくて済むと思うんです。

彼はもう十分に僕の先を行っている。僕のハタチは、やりたい事のカタチも捉えられていなかったし、時代に流されて生きてきただけだった。

今、50歳になってやっと「やってみる」を軸に生き始めている。

幸せになる努力


人生を楽しんでいる人って、

素直で、ニュートラルで、まずはやってみる人なんですよね。

頭の中で完結させずに、ちゃんと現実に落とし込んでいく。

「とりあえず小さくやってみる」

それが、次のドアを開けてくれる鍵なんだと思う。

失敗したって、ちゃんと経験になる。

行動しない奴に笑われたところで、痛くも痒くもない。


誰かの挑戦に拍手を送り、
自分の挑戦も肯定できるような環境を、
息子には自分の手でつくっていってほしいと思っています。

僕はその少し後ろから、静かに見ていたいと思います。

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この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

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