世界宇宙飛行の日
昭和36年(1961年)にソ連の宇宙飛行士ガガーリンが、世界で初めて宇宙に行った日です。
人類初宇宙飛行を達成したガガーリン
飛行機の魅力にとりつかれてパイロットを目指しました。空軍士官学校を卒業して空軍に入隊し、1961年4月12日にボストーク1号という宇宙船で人類初の有人宇宙飛行に旅立ちました。
人類初の有人宇宙飛行は108分です。帰る時は大気圏突入後に高度3000メートルから射出されパラシュートで落下してきます。
当時は生きて帰れないだろうと言われていた無謀なチャレンジ。結構大胆な計画で無事生還出来たのでした。
7年後の1968年。ミグ戦闘機の訓練中に観測気球にぶつかりそうになり急回避した後、操縦不能となり事故死したと記録にあります。これにはいろいろ陰謀説が囁かれていますが真相は闇の中です。
人類初の女性有人宇宙飛行
ガガーリンの2年後1963年6月16日。ソ連の宇宙船ボストーク6号に乗ったワレンチナ・テレシコワが女性初の有人宇宙飛行です。
彼女は地球を48周して帰ってきました。
宇宙開発について
アポロ計画
アポロ計画は1961年から11年間かけてアメリカ航空宇宙局(NASA)が行った月に向けた有人宇宙飛行計画です。
1961年5月にケネディ大統領が10年以内に人を月面に着陸させると宣言。
8年後の1969年7月20日にアポロ11号が月面着陸に成功。「人類にとって小さな一歩、しかし人類にとって大きな飛躍」とアームストロング船長が言い残す。
翌年1970年4月アポロ13号。月への航路の途中に爆発事故が発生。一時は生還が危ぶまれたが見事に地球へと生還を果たす。
ケネディ大統領が宣言しておよそ10年後。1972年12月のアポロ17号が最後の有人月面着陸でした。
アルテミス計画
有人宇宙飛行で月に行き月面着陸をする計画です。女性初の月面着陸(月の南極付近)を目指して、月面に人類の活動拠点を築く事が最終目的です。月面に基地を作り、月面で生活することを目的にしています。
火星移住計画
2030年代に有人宇宙飛行で火星に到達して、火星面着陸をする計画があります。また火星に地球の環境を作って暮らすことができるのかどうかについて研究が進められています。
イーロン・マスクが2060年代までに100万人を火星に移住させる計画を発表しています。