朝からピンチです。デイサービスのスタッフが2名休み。一気に人員不足に陥りました。ひとりは旅行。これは予定されていた事でした。もうひとりは他の仕事との調整が間に合わず欠勤となりました。
朝からとんでもないイレギュラーが発生したわけです。突然の事なので仕方がないわけですが、そうすると問題は人員不足でデイサビスを運営する方法を考えださなければなりません。
今から人員を補充する事も出来ない事から、ボクが現場に入り現場スタッフと働くという選択をします。次の問題はボクが現場に入ったところでデイが回るのか?という点です。
現場でがっつり働いていないボクがいきなり現場に入ったところで足でまといです。ならば有能なスタッフを主にしてボクは補佐としてそのスタッフの補助的役割に徹するといったほうがよさそうです。
後は配置ですがイレギュラーが起こる頻度で考えれば答えは明白です。入浴でイレギュラーが発生するとしたら緊急事態なのでそう滅多に起きる事ではなく、デイのフロアで起こるイレギュラーはエアコンの風がうっとおしいなどのクレームが飛んできたりと、細々したものが頻発に起こります。
という事で、限られたスタッフのなかで有能なスタッフとボクの相方に選び、ふたりでデイのフロアをまわして、その他のスタッフを入浴にまわすということにしました。
結果的にはこれは成功。予想どおり人員不足に陥ったデイの運営はトラブルの連続で思いもしないトラブルが次々と発生します。その都度、臨機応変に対応してくれました。入浴は滞りなく終了。
人員不足のなかで配慮したことは、スタッフのモチベーションです。モチベーションを上げてひとりひとりのパフォーマンスをMAXまで持ってゆく事で人員不足を補おうと考えました。そしてスタッフに声を掛けて「感謝」や「ありがとう」などの労いを掛ける事で、動きが良くなってきます。
動きが良くなり、お互いがベストを出す事で、互いの声掛け連携が生まれてきます。さぼる人がいない。動きの悪いスタッフがいない。このことで一体感が生まれてきます。このゾーンに入りすれば後はボクは椅子に座ってパソコンを打つことが出来ます。
現場には必ずいてスタッフの動きを観察する必要はありますが、(なぜなら評価してほしいと思うから)これで一日のゴールが見えてきます。
週の終わり。落ち着いて仕事が出来るかなと思ったら、思わぬ落とし穴がありました。まぁなんとかなったよ。よかったね。というお話。