1990年(平成2年)に東京都薬剤師会の公衆衛生委員会が中心となって制定しました。「薬だけでなく健康に関わり合いのあるものに貢献して行くのが薬剤師の仕事」として水質調査などを行っているようです。
世界の国の数は196
そのうち水道水が安全に飲める国は10ヵ国です。
世界の水道水
水道水が安全に飲める国は
- アイスランド
- アイルランド
- ノルウェー
- フィンランド
- デンマーク
- ドイツ
- オーストリア
- スロベニア
- 南アフリカ
- 日本
国土が大きいと浄水処理システムが大きくなります。コンパクトな国ほど水道水の整備が整っていたりします。
発展途上の国は川・池・湖を飲んで下痢になる人も多い。乳幼児は年間約30万人も下痢で脱水になり死亡しています。
途上国では、病気になった原因の80%は、汚れた水によるものだといわれており、コレラや腸チフス、赤痢などの恐ろしい感染症の大きな原因となっています。 安全でない水を飲んだり、不潔な環境にいたりすることで起こる下痢性の病気によって、毎日4,400人もの子どもたちの命が失われています。
アフリカなどは降水量が少ないので、何キロも不衛生な水を汲みにいかなければなりません。そんな子どもは約330万人もいると云われています。
工場などで汚染された水を流す国もあります。
【水俣病】その原因物質は、メチル水銀化合物であり、新日本窒素水俣工場のアセトアルデヒド酢酸設備内で生成されたメチル水銀化合物が工場廃水に含まれて排出され、水俣湾内の魚介類を汚染し、その体内で濃縮されたメチル水銀化合物を保有する魚介類を地域住民が摂食することによって生じたものと認められる。
海外から見た日本
中国の新聞が書いた記事
「日本の水はどれくら安全なのか?」
日本ではミネラルウォーターよりも高い基準の水道法があり水道水が作られている。発がん性の高いㇶ素はミネラルウォーターに比べて5倍も厳しい基準である。
- 日本は環境保護を極めた国
- 世界最高の長寿国家だからやってる事は絶対に正しい。
中国ではがん村という人口の約半数がガンになるという村が247カ所あるという。こういった村の平均寿命は45歳。
アイスランド
浄水処理をしていない。天然の水が水道水になっている。最もキレイな水なので浄水処理をしなくてもいい。
オーストリア
アルプスの湧き水である。硬水でカルシウムとマグネシウムが溶け込んでいる。舌触りが苦く感じる。日本人に馴染みがない。だからお腹を壊しやすい。
日本
日本は高度浄水処理システムでキレイな水になる。しかし水道管が腐食している場合がある。