今までボクはお金に執着がなかったために、お金を増やす運用するといった事をあまり考えていませんでした。
ただ自分の資産管理を徹底してきたら、現金預金で眠らせているよりも、投資信託で運用して少しでもお金に働いてもらおうといった意識が芽生えてきました。
ここでは投資信託とは何か?という基本的な説明はしません。投資信託を選ぶ場合に、銀行のFPの言いなりではなく、最低限の基準を設けて「自分で選ぶ」という投資の自立のための記事です。
お金に働いてもらう
預金で眠っているお金。眠らせておくには勿体ない。お金も働いてもらって稼いでもらわないと価値が下がる一方です。
お金がお金を生み出すという価値をつくってやる。そこで投資信託を思いつきました。
失敗しないやり方を考えてみる
余裕資産をすべてつぎ込む事はしないように心がけます。例えば300万あったら、100万だけ投資に回すというやり方でいきます。
すべての資産を投資に回して元本割れをするとたいへん。リスクは分散しておいたほうが良いと思います。
だけど、300万あって、すべてを寝かせておくのは勿体ないと感じるのであれば、せめて銘柄や投資タイミングを分散させて、100万を3つに分散させる。自分で出来るリスク分散で損を抑えるという方法がベターです。
もしくは積立投資という投資タイミングを分散させる方法もあります。毎月3万を投資する。下がった時は3万で多くの口数を購入できるのでお得感があり、高い時は3万円以上買わないので高値取引の防止になります。欲をかいて高値で買っちゃう人って結構いるんです。
マインドとしてベストを求めず、ベターで受け入れる。ベストを求めると決まってチャンスを逃します。完璧主義は投資でもミスマッチです。
短期保有を目的としない
投資信託は長期保有向けの商品だと説明を受けたのですが、まさにその通りでした。
新型コロナで落ち込んだR2.3月~5月。この時期に元本割れを起こしていたので、焦って売っていれば大損でしたが、そのまま持ち続けて今はプラスに転じています。
考えとしては、5年保有ぐらいで考えておいたほうがいいと思います。
今すぐ必要かもしれないお金は預金しておいて、余裕資金で投資信託を行う。そんなイメージが良いと思います。
手数料について基準をもっておく
手数料については
- 購入時に手数料が発生
- 保有時に手数料が発生
- 売却時に手数料が発生
大きくわけて3つの手数料が発生します。①の購入時は無料のもあります。これをノーロード投資信託といいます。
ここで大切なのは②の保有時にかかり続ける信託報酬という手数料です。だいたい0.5%~2%を目安に、3%には手を出さない。そんなイメージで基準を持っています。
たとえば、こちらの商品
デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド 愛称:ゼロ・コンタクト
手数料は1.7%です。信託を保有している間はずっとかかってきます。共存コロナ時代における非接触サービスに投資をするところは魅力的ですが、その分、今までにない新しい試みなので情報を集めたりと手間暇がかかるんですね。そのため手数料は高めに設定されています。
比べて、こちらの商品
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
手数料は0.087%です。なぜ安いのかというとNYダウ連動で、だいたいのひな形があり、情報を集めるまでもなく手間暇がかからないからだったりします。
まったく増えなかった時でも、この信託報酬はかかってきます。この手数料分がマイナスとなったりするので、保有時の手数料は重要だったりします。
たった数パーセントかとあなどってはいけない。投資信託は長期保有が基本なゆえに、毎年積みあがってきます。累積金額にしてビックリするといったケースがあるのです。
分配金目的でしない
毎月、いくらという分配金がある投資信託がありますが、これはカラクリがあって、利益から分配されるというものではなく、元本から支払われているケースがあったりします。
つまり投資している金額が手元に戻ってきているだけで、投資になっていないという。売却した時に元本割れしていたりします。
投資信託にブーストかけるためには、複利を重視しておいた方が良いです。100万円が3%の利回りで、103万円になりました。3万円が複利で次の年は103万の運用になります。
運用資金が増えて、増えた分の利回りになるので、長期保有しておいたほうが、後々大きな複利で利益も大きくなるという事です。
分配金をもらう方向で複利を捨てると、複利ブーストがかけれません。
つみたてNISAを利用する
つみたてNISAは
- 非課税である。
- 国が審査しているので手数料が低い。
- 毎年40万までしか投資出来ない。
- 20年まで非課税で持ち続けられる。
投資をがっつりしようと思っている人ならNISAを利用する事をお勧めします。毎月40万という枠をもらっていて、5万しか投資しないとなると、35万円分の枠を捨てる事になります。
儲けの税金が免除されるという事なので、毎年40万円を20年して800万の投資をしようとする場合は、めちゃくちゃお得です。
まとめ
投資信託の基本知識を知っておく
- 手数料を把握する。
- 購入手数料(ノーロード)無料が主流になってきている。
- 信託財産留保額(売る時の手数料)がある。
- 信託報酬(保有している時)毎月かかる。これが重要。
- インデックスで信託報酬は0.5%ぐらいが目安。
- アクティブは信託報酬が高い。
- 短期売買は不向き(1日1回が値が決まる)
- 信託期間がある
- 信託期間(無期限)人気がなくなれば突然終わる。
- 純資産(人気指数)の目安は100億円
- 投資信託の基準価格は1口1万からスタートする。
- 初心者はインデックスファンド。