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ルパン三世（王妃の首飾りを追え！）
雪組 早霧せいな・咲妃みゆ
宝塚歌劇団のルパン三世です。雪組の早霧せいな・咲妃みゆコンビです。
ストーリー
フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットの首飾りの展示会にルパンたちが盗みに入る。首飾りを盗んだその瞬間、タイムスリップ。マリー・アントワネット本人が生きているフランス革命前夜に飛ばされる。処刑される運命にある彼女とルパン三世との物語。
作品の感想
早霧せいな
ルパンを演じる早霧せいなさんですが、ルパン三世としての口調や所作のひとつひとつの完成度が高すぎて魅せられてしまいます。特に「あぁ~れれれれれれれれ」っていう台詞。真似してみたけど、あんなに上手く出来ない。ルパン三世以上のルパン三世です。
咲妃みゆ
ルパン三世や、次元 大介、石川 五ェ門とお馴染みのキャラが強すぎて、マリーちゃんの存在が薄くなってしまうのではないかと心配していました。だけどトップ歌姫の称号はさすがですねぇ。96期の底力とでも申しましょうか、きっちり華を添えていました。悲しみのヒロイン役を咲妃みゆさんが魅せてくれます。
夢乃聖夏
それと、銭形警部を演じる夢乃聖夏さん。こっちは銭形警部ではなく、銭形聖夏で見てください。とても味があっていい感じでした。
宝塚歌劇のファンじゃない人こそ観てほしい
宝塚歌劇団を初めて観る方にお勧めしたい。ルパンのテーマ曲もあるし歌もある。
真っ赤なバラは♪あいつの唇♪やさしく抱きしめて♪くれとねだる♪
この歌が流れた時、キターって鳥肌ものでした。また、かっこいいんですよ。
ルパン三世を観るつもりで、宝塚歌劇団のミュージカルの素晴らしさに触れることが出来る逸品です。
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