「胃腸の調子がとても悪くて、吐く息が胃液の匂いがする。」なんてことありませんか?胃腸というのは第二の脳と云われていて、ストレスはダイレクトに胃腸にダメージを与えます。
腸は脳の次に神経細胞が多いんです。そして脳の指令に関係なく自立して動いています。なのでコントロールする事が出来ないのです。だから第二の脳と云われている気管なのです。胃腸を守るという事は、脳を守るという事につながって、精神の安定を保ちます。だから胃腸の調子が悪いというのは、まっ先にストレスを疑います。
胃腸を病んだら精神が病んでいると疑ったほうがいいです。
おまけに変な夢も見る。これはいかん。
原因を探る
なぜストレスが溜まっているのだろう?仮定でも良いのでストレスの原因になっているものを洗い出しておく必要があると思いました。
原因がわからないというのが一番不安なんですよね。わからないという未知のものに人は恐れますから、ストレスを倍増なんですよね。
だから仮定で良いので、思い当たるものを列挙しておこうと思いました。
ボクの場合はいくつかあるが
ビットコインの下落で資産が秒単位で減ってゆく。上がる時があれば下がる時もある。そんな事はわかっている。投資初心者にはリスクに慣れていない。上がっても下がってもストレスがかかる。
仕事が激務で自分の時間が持てないのもある。また経営者ゆえに承認欲求を捨てて仕事に向き合うというのもある。なんにしろスタッフの目に晒されて仕事に向き合っている。スタッフたちの環境を整えるため、人材不足の場所で働く事もある。
自分の性質と真逆の事をしないといけない時代で生きている。変化のスピードが速い。ダーウィンの進化論でいうと自然に適応できなかった種は絶滅してきた。人も時代に適応しないと自分を活かす事が出来ない。だからこそ学び変える。時代に合わせて変える事こそが成長だと思う。
そして変化を押し広げるために、自己否定の繰り返しをしていました。心の面積は決まっていて、古い価値観を捨て去らないと、新しい価値観を置くスペースがないと思っています。
だから今までの自分を否定して、今までの価値観を捨て去る努力をしていました。その時に多く失う物があるわけですが、何を失うかというと、自信のアイデンティティーです。自分そのものを手放すという選択をしないといけないわけです。その先に、新しい自分を獲得するというイメージでしょうか。
これがかなりハードルが高い。成長する事、自由になれる事、意識を広げて視野を広げる事、そして精神的な自立を得ること。今までと違った自分に成長することを夢見てひたすら自分と向き合う。その瞬間瞬間がストレスになってきます。
新しい自分を作り出すというのは、ひたすらに、自分を痛めつける行為です。産みの苦しみというのでしょうか?
「自分を変える」と思うに至ったショックな体験が後押しし、変えようと原動力になって歯を食いしばります。
今は力をつける時だ。
知らぬ間に忍び寄る心の病
だた、いつでも気持ちが強く持てるわけじゃない。日々努力していても、気持ちが病んでしまう時があるんです。
例えば手を広げ過ぎて何をどう取り組んでいるのかわからなくなる時がくる。そして進んでいるのかわからなくなる時がある。結果が出ずに焦ると更に悪循環になる。いろいろ考えては消えてゆく。そして焦ってゆく。ふさぎ込んでゆく。
そしてある時にハッと気がついたりする。過去の出来事の意味を。
これは他者目線が身についてきたために、理解出来たことですが、当時の心境としては後悔して心はネガティブなベクトルをまとってゆく事になります。
そして後悔に囚われる。思考に囚われて抜け出せなくなる。自己の価値が無くなってゆくような感覚に襲われてポジティブさが失われてゆく。
そして塞ぎ込む
なにも集中出来ない。そしてスマホやパソコンに向かってツイートを繰り返していたりします。
なにかに言い訳をするように、ツイートをする。そして何をしても手ごたえがなくなってきたりします。
これは自己連続性の欠落が原因です。今の行動が明日の自分に繋がっているという視点がなく、ただ衝動的にツイートしているにすぎないのです。だから手ごたえがなく迷いの境地に入り込むのです。
気持ちが窮屈になり、寝ても覚めても地獄のような世界になる。
そしてこうなっては悪循環であり、成長どころではなくなります。だからこのような兆候が表れた時に意識したいのが、リラックスタイムです。
ボクの場合はスーパー銭湯なのですが、暖かい湯に浸かって体のコリをほぐし、集団のなかでの孤独を感じたりします。
ネガティブな時は、自信を失っている時です。相対的な比較で他者より劣っていると感じていたりします。だから他者との関わりに消極的で孤立化傾向にあります。そんな時に無理に人との関わりをしても良い事はないのだと思ってます。
ですが、孤立は心の病を助長します。だから、せめて社会との繋がりを感じれる環境をつくったりします。
見知らぬ人を感じながら、社会との繋がりを感じ、ひとりを楽しむといったイメージでしょうか。
心の病を癒すのは社会との繋がりを感じる事だと思っています。社会と繋がるには他者との交流が不可欠。積極的な会話をせずとも、交流は出来ると思います。ただただ他者がいるという存在を感じればいいのです。
その場所は銭湯がいい。
銭湯は
- お湯に浸かって体がリラックスする。
- 体が温まれば心身のリフレッシュになる。
- 他人がたくさんいる。
- 他者がいるなかでの自分を意識する。
- 自分が社会のなかの一員だという事を感じる。
- すべての人が役割を持ち、社会を構成している。
- その中の一人だという事を知る。
- つまり存在する事が価値だと知る。
- 着飾らない裸の関係が銭湯。
- 裸になる事で身分地位を脱ぐ感覚。
- 背負っているものをいったん下ろす事が出来る。
というような効果があるので、病んだ時、病みそうな時、気持ちがふさぎ込んだ時は、銭湯に行け。めんどうでも銭湯に行け。
必ず復活出来るから。
というお話でした。