広島県広島市西区に本社を置き、ちらし寿司などの調理用食材の製造・販売メーカーである株式会社「あじかん」が制定。
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ちらし寿司
1654年に備前の国(現在の岡山県)で5日間豪雨が降り続き大洪水が起きます。岡山城の本丸の中まで浸水したということです。
田畑は荒れて大飢饉が起こり3000人が餓死したそうです。
当時の岡山藩主の池田光政は城に備蓄してあった米を庶民に分け与え、復興まで倹約生活を続けるおふれを出します。
それが「一汁一菜令」
ばら寿司
毎日の食事を質素にしたものの、やはり美味しいものが食べたいという想いは、ばら寿司という料理としてカタチになります。
酢飯に具材(煮椎茸、かんぴょう、ニンジン)を混ぜて粗食のように装った料理「ばら寿司」の完成です。
五目寿司
それが各地域に広がって「たくさんの具材」が酢飯に混ぜて「五目寿司」と発展します。
これが「ちらし寿司」の原型となっています。
そして本日6月27日は岡山藩主「池田光政」の命日でもあります。