今日は冥王星を発見した日です。1930年(昭和5年)アメリカ・ローウェル天文台の天文学者クライド・トンボーが太陽系第9惑星「冥王星」を発見した。
太陽系惑星の基礎知識
水星
太陽から一番近い星なので、太陽の引力に吸い寄せられた岩が落ちてクレーターだらけ。昼は88日あり、夜も88日あります。
金星
金星は一番光り輝く星です。だから見つけやすいと思います。硫酸の雲があり、硫酸の雨が降っています。大気は二酸化炭素で覆われ温室効果で灼熱の星なのです。
地球
自然に恵まれ生命が息づく私たちの星です。地球のまわりを月がまわっています。
火星
火星は大気が薄いので乾燥しています。昔は川だった痕跡もあり、極地にはドライアイスと思われる氷があります。火星に移り住む計画「スペース・エックス」がすすんでいます。
木星
地球に比べて11倍という巨大な星です。しかも高速自転しているのでガスで覆われたこの星は、猛烈な嵐が起こり続けています。地球が2個入るぐらいの大きな台風もあります。
土星
土星は地球に比べて9倍の大きさです。木星についで大きなガスに覆われた星です。ですが密度が地球の8分の1しかないのでスカスカ。アンモニアの雲に覆われたこの星の周りには氷で出来た輪があります。太陽に照らされ輝く輪があります。
天王星
天王星は縦に自転しています。なので昼が42年続き、晩が42年続くという氷に覆われた星です。
冥王星
今回のお話の冥王星は以下に書いていきます。
発見当時の方法
冥王星は地球から肉眼では見れません。地球の5分の1 月の3/2ぐらいの大きさ。望遠鏡を使ってやっと見える星なのです。
当時は2枚の望遠鏡の写真を比べて、動いている天体がないか調べるというとてもたいへんな作業だった。
天王星の動きから、他の星の重力にひっぱられていると推測して見つかった星が海王星だった。海王星の動きもまた他の星の引力にひっぱられているような動きだったので、さらに調べるて冥王星の発見に至る事になります。
最近の調査
2006年、NASAの無人探査機「ニューホライズン」を打ち上げました。
- 打ち上げ直後の速度は約16 (km/s)という速度
- 月・木星でスウィングバイを掛けて更にスピードを上げ
- 9年かけて冥王星に到着しました。
- 太陽電池が使えないので原子力電池が採用されています。
調査でわかったこと
- 冥王星には太陽に近づくと大気が出来る。
- 太陽から離れると大気は凝固して地面に積もる。
- 冥王星の1年(公転)は248年です。
- 冥王星にはクレーターが2つある(火山火口だろう)
- 火口からは氷の塊が噴き出してくる。
- 冥王星の太陽の光は、地球の月と同じくらいの熱量・光量。
- 冥王星の質量は地球の1/460
- 惑星カロンと冥王星が引っ張り合ってまわっている。ふたつ合わせた二重惑星。
- 白と茶色の地表。
- メタンが太陽の紫外線と反応して霧が出来る。
- 地表の温度は-231℃。
- 冥王星の重力は地球の1/16(60キロの重さの人が4キロ。)
- 水の氷で出来た山がある。
- 数十年間太陽が昇らないところがある。