1972年(昭和47年)大相撲名古屋場所で、ハワイ出身の力士、高見山大五郎が外国人力士として初めて幕内優勝した。
本名は、ジェシー・シェームス・ワイラニ・クハウルア。愛称ジェシー。
砲丸投げの選手から、アメフトに転向したが、高校生の時に交通事故で一時歩行不能になるぐらいの重症を負いアメフトを諦めた。
師匠高砂にスカウトされて相撲界へ入る。
来日し羽田空港であまりの寒さにシベリアに来たと勘違いするも、同年に初土俵。対戦相手が逃げ出したという逸話がある。
ちゃんこ鍋に馴染めず汁だけすすっていた。1年かけて試行錯誤の末、ケチャップで味をごまかして克服する。
日本食の好物は「とんかつ」
体が硬くて股割り稽古で泣く。目から汗が出たと言い訳して名言。
寂しさを紛らわすために山手線でぐるぐる回ったりして慣れない日本で過ごした。