時代の流れが大きくうねりを上げています。
変化が大きくテレビのニュースでしている裁判など身近に触れるほどの問題になりつつあり、そして自分事として考えておいて備えありなんだなぁと思っています。
多様化される常識
特に人の心の問題に対しての制度化が進んでいます。今まで常識としてひとくくりにされていたものが変わってきました。組織的な常識で通用していたものが、個人としての権利が大きくなるにつれてルール化されて制度になる。
それほど日本社会で暮らす個人は多様化されていて、ひと昔前の常識では計れない世の中になってきています。
Twitter利用も相手の人権を守る意識が高まってきて、ルール作りがされてきている。
大阪高裁も「リツイートに賠償責任」 1審・橋下氏への名誉毀損認定を支持 – 毎日新聞 https://t.co/lNwCt6xVjF
— ライカー副長@未知なる人生(宇宙)を開拓する (@yamaosun) June 24, 2020
Twitterでリツイートして名誉棄損だと訴えられて33万円の賠償責任の判決。これをテレビに写る遠い世界の話で、自分とは関係のない話だと捉えるか、半径5メートルの世界だと捉えるかは、その人がどの時代で生きているのか?といったものに依存するわけです。
多様化されるなかでの個人
個人主義が主流になってきています。
個人の権利、自由と平等を守る意識が大半を占めてくるようになってきました。
なぜ意識変化は起こったのか?
なかなか社会構造がイメージしにくいのですが
身近なものでイメージしてみます。
家の数だけ家族があります。
マンションであればドアの数だけ家族がある。
昭和の時代までは
家族という単位で社会は成り立っていました。
そして平成から令和にかけて家族から
個人単位で移り変わってきます。
同様に看板や広告の数だけ会社があるとしましょう。
会社としても昭和の時代までは組織中心の働き方で
個人の犠牲の上に組織が成り立つ高度成長時代。
今では終身雇用は少なくなり、
派遣社員や組織に属さないフリーランス。
個人の権利を守る組織の在り方が模索され
個人で稼ぐといった働き方に移りつつあります。
そこで何が変化がするかと言ったら
組織やコミュニティが主流だったものが
個人の利益を考えるのが主流になった。
今現在の社会構造に沿って個人の意識が変わってきたということです。
制度化されるルール
会社組織で利益を追求するのであれば
利益のもとに個人の人権侵害はあまり問題視されない。
現在のような個人が主流になってくると
組織よりも個人の利益を守るといった考えのもとに
パワーハラスメント・モラルハラスメントなどの
ハラスメント問題が際立ってくる。
そして社会で啓発活動も盛んに行われる。
同じ理由で女性の人権、男女平等。
女性の人権や権利の啓発活動も盛んに行われる。
世間の意識が変わってくると行動も変わってくる。
特に世代間でのトラブルは目立ってくる。
増えてくる一つ一つのトラブルは小さいのだろうが
数が増えてくれば当然目立つし注目される。
その流れがルール作りで制度化へ向けて舵を切る。
そんな時代に入ってきている。
この流れはどんどん加速して成熟期に入っていくんだろうが
今現在においてはまだまだ過渡期。
だから過剰な反応もあったり激しい抵抗もありで
社会は旧新の意識で混沌とする。
そんな時代を私たちは生きている。
個人の権利に傾く副作用
なぜ混沌とするのか?
それは多分まだ権利主張だけをする個人がいるからだ。
意識は成熟せず権利だけを主張し義務はおなざりに。
例えば給与や待遇を主張するのであれば
能力やスキルは見合うだけあるのか?
権利だけが注目されすぎて
義務がないがしろになっているのだと思う。
この事がどう今後に影響を与えてゆくのかはわからない。
そして正しいのか間違っているのかもわからない。
だた私たちが知っておかないといけないのは
時代は確実に変わってきている。
その変わる社会に順応できなければ・・・
未成熟な制度に殺されるだろう
離婚ビジネスの闇
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