秋の風に、少しだけ
昨日は京都競馬場まで行ってきました。
秋の風が心地よくて、曇りでしたが夕方ぐらいから晴れだして
なんとも言えない秋の雲模様でした。
朝から四つのレースを眺めましたが、予想はすべて外れ。
2500円のマイナス。
けれど、それくらいがちょうどいい。
笑って話せる負けが、いちばん健やかです。
心に余裕をもつ
この話をデイサービスで利用者さんにすると、
「うちの息子も競馬するんよ」と笑っていました。
車の後ろに馬のぬいぐるみが置いてあるんだそうな。
真面目で仕事熱心な方のお子さんだそうです。
少し意外で、けれど妙に納得できる話でした。
「真面目な人ほど、ちょっとした遊びをもったほうがいいですね」と言うと、
「ほんまそれ」と返ってきて、
ふたりでしばらくパチンコ、競馬、宝くじの話をしていました。
その方自身もロト6を毎回買っているそうです。
当たらないけれど、200円で日常に小さな刺激を添える。
それが楽しいんだと話してくれて、
僕は心からその感覚に共感しました。
ギャンブルって、本気でやるものじゃない気がします。
ちょっとしたドキドキやワクワクを味わうためのもの。
負けても笑っていられる額で楽しむ。
それが、大人の遊び方だと僕は思います。
WIN5で4億の配当が出たときなんか、
100円が夢に変わるということに、ただ感心してしまいました。
そんな馬鹿げた話を、それでも「もしかしたら」と思えるところが、
競馬の面白さなんだと思います。
昨日の競馬はどうかしてた
— 馬のすけくん (@vv9FI0JqCU83946) October 6, 2025
10月5日、東京第9レース。3連単で、11,483,780円の一千万馬券の立役者
win5 も高額当選の要因99.9%が
win1で消えたらしい
嶋田純次騎手(ジュドー)
こんな1千万とか4億も当たった人
が羨ましいよ pic.twitter.com/zUJ6CYa16B
昔の僕は、酒は飲むけど、女遊びとギャンブルはしませんでした。
けれど、まっすぐであろうとするほど、
息苦しくなることもある。
最近は少しだけ、力の抜き方を覚えました。
人は、ときどき枠の外に出てみたくなるものです。
それもまた、自分を知る旅のひとつ。
常識や模範に縛られるより、
自分の感覚で選んで、自分の責任で楽しむほうが、
心に風が通うように思います。

真面目に生きてきた反動かもしれません。
でも、これくらいの余白があってこそ、
人生には彩りが生まれるのだと思います。
のめり込むのではなく、
あくまで「遊び」として。
生活に、ほんの少しの刺激を。
秋の風のように、そっと暮らしを揺らす。
ギャンブルは、そんな小さな花のような存在で。
ちょっと自分に余白をつくるように
…それでいいと思います。