ふるさと納税という仕組みを、ずっと気になっていました。
でも正直、面倒くさそうだなと思って手を出していなかったんですよね。
それが最近になって、年末が近づくにつれて「今が期限だよ」とあちこちで聞くようになって、ようやく重い腰を上げたわけです。
ふるさと納税の期限
ちょうど今、10月下旬。ふるさと納税の寄付は、その年の12月31日までに行えば対象になるらしく、ギリギリでも間に合う。ただ、ギリギリすぎるとアクセス集中とかでトラブルもあるみたいだから、今がちょうど良い頃合いなんだと思います。
年収や家族構成で変化する寄付金上限
僕の場合、年収もそれほど高くはないので、控除できる金額もそこまで大きくない。僕の場合、年収も多くはないので、控除できる金額も小さい。息子と暮らしてはいるけれど、戸籍上の手続きは以前のまま。特別な意味はなくて、流れの中でそうなっているだけですが、だから税の計算上は「単身者」として扱われます。
ふるさと納税の控除額も、その「扶養あり/なし」で変わるというから、僕は「扶養なし」の単身者として計算することになります。
自己負担と控除額と返礼品
たとえば1万円の寄付金をするとなると、自己負担は2,000円だけで、8,000円分が税金から控除される。そして、お米やお肉が返礼品としてもらえるのだから、ちょっとした楽しみになります。
手続きは
確定申告に申告することで節税できる仕組みです。
僕は青色申告なので、ふるさと納税で控除を受けたいなら、「寄附金控除」という欄に記入する必要があります。事業の経費とかではなくて、所得控除の一部ですから、「寄附金受領証明書」を添付すればOKとのことです。
調べてみると、僕みたいに確定申告する人でも、そこに記載すればいいだけなので、思ったよりハードルは低いのかもしれないです。
ふるさと納税の何がいいかというと、やっぱり「今の暮らしをちょっとだけ良くしてくれる」ところだと思うんです。
息子と一緒に食べるお米を選んでみたり、普段は買わない地方の名産を試してみたり。控除額をギリギリまで狙う必要はなくて、無理のない範囲で、自分の生活に合った寄附をすればいいと思います。
「応援したい自治体を選べる」っていうのも、少し前向きな気持ちになれるきっかけになるのかもしれません。
ここで、一度ふるさと納税のポイントを整理してみたいと思います。
✅ ふるさと納税の基本
- 好きな自治体に寄附ができる制度
- 返礼品がもらえる(お米・肉・日用品など)
- 寄附額から2,000円を引いた額が税金から控除される
✅ 控除の対象・申請方法
- 控除対象は「所得税」と「住民税」
- 年収や扶養の有無で上限額が決まる
- 控除を受けるには「確定申告」または「ワンストップ特例制度」の利用が必要
- 確定申告する人は「寄附金控除」の欄に記入+証明書を添付
✅ タイミングと注意点
- 寄附の締切は「12月31日まで」
- 12月28日頃までにカード決済するのが安心
- 年末はサイト混雑やトラブルもあるため、早めの寄附がおすすめ
✅ メリットと心構え
- 実質2,000円の負担で、食費や日用品に役立つ返礼品がもらえる
- 控除額ギリギリを狙わなくてもOK。無理のない範囲で寄附すればいい
- 応援したい自治体を自分で選べるという楽しみもある
そして、「寄付上限額」をイメージしやすいように、参考となる早見表も置いておきますね。(2025/10/24)
✏ 年収・家族構成別 寄付金上限の目安(実質2,000円負担で控除対象になる額)
※給与所得者・他の大きな控除なし・扶養の状況等一般的なケースで算出
| 年収の目安 | 独身・扶養なし | 夫婦のみ/扶養1人 |
|---|---|---|
| 300万円 | 約28,000円 | 約19,000円 |
| 350万円 | 約34,000円 | 約26,000円 |
| 400万円 | 約42,000円 | 約33,000円 |
| 450万円 | 約53,000円 | 約40,000円 |
| 500万円 | 約61,000円 | 約49,000円 |
| 600万円 | 約77,000円 | 約67,000円 |
※実際の控除額は、住民税の課税状況や他の控除によっても変わるので、あくまでも参考程度。
以上のことを、重い腰を上げて調べてみました。なんとか理解が追いついた今がちょうど良いタイミングかなと。
楽天ふるさと納税や、さとふる、ふるなびといったポータルサイトでは、クレジットカード決済でスムーズに申し込みができるようなので、今年はとりあえず「やってみよう」と思います。
そんなふうに使えたら、ふるさと納税って、なかなかいい制度だと思います。








