自分に余白をつくる

秋の風に、少しだけ

昨日は京都競馬場まで行ってきました。
秋の風が心地よくて、曇りでしたが夕方ぐらいから晴れだして
なんとも言えない秋の雲模様でした。

朝から四つのレースを眺めましたが、予想はすべて外れ。
2500円のマイナス。
けれど、それくらいがちょうどいい。
笑って話せる負けが、いちばん健やかです。

心に余裕をもつ

この話をデイサービスで利用者さんにすると、
「うちの息子も競馬するんよ」と笑っていました。
車の後ろに馬のぬいぐるみが置いてあるんだそうな。

真面目で仕事熱心な方のお子さんだそうです。
少し意外で、けれど妙に納得できる話でした。

「真面目な人ほど、ちょっとした遊びをもったほうがいいですね」と言うと、
「ほんまそれ」と返ってきて、
ふたりでしばらくパチンコ、競馬、宝くじの話をしていました。

その方自身もロト6を毎回買っているそうです。
当たらないけれど、200円で日常に小さな刺激を添える。
それが楽しいんだと話してくれて、
僕は心からその感覚に共感しました。

ギャンブルって、本気でやるものじゃない気がします。
ちょっとしたドキドキやワクワクを味わうためのもの。
負けても笑っていられる額で楽しむ。
それが、大人の遊び方だと僕は思います。

WIN5で4億の配当が出たときなんか、
100円が夢に変わるということに、ただ感心してしまいました。
そんな馬鹿げた話を、それでも「もしかしたら」と思えるところが、
競馬の面白さなんだと思います。

昔の僕は、酒は飲むけど、女遊びとギャンブルはしませんでした。
けれど、まっすぐであろうとするほど、
息苦しくなることもある。
最近は少しだけ、力の抜き方を覚えました。

人は、ときどき枠の外に出てみたくなるものです。
それもまた、自分を知る旅のひとつ。
常識や模範に縛られるより、
自分の感覚で選んで、自分の責任で楽しむほうが、
心に風が通うように思います。

ライカー副長

真面目に生きてきた反動かもしれません。

でも、これくらいの余白があってこそ、
人生には彩りが生まれるのだと思います。

のめり込むのではなく、
あくまで「遊び」として。
生活に、ほんの少しの刺激を。

秋の風のように、そっと暮らしを揺らす。
ギャンブルは、そんな小さな花のような存在で。

ちょっと自分に余白をつくるように


…それでいいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

目次