今日、木曜日は非暴力コミュニケーションについてのZoomカウンセリングの日。今日のテーマは経済的DVについて。
経済的DVなんてやってないよ
給与は現金払いで、そのまま引き出しに入れて、あとの運用は妻に任せていたので経済的DVと言われてもピンと来ない。
Zoomカウンセリングの参加者たちの話を聞いてると、男性が家計の管理をして、生活費として妻に渡す人もいるらしい。そんなことボクは一切していない。
なにか買う時に、妻は夫にお伺いを立てると、「それ必要?」と説明を求める男性もいるらしい。そんなことボクは一切していない。妻が相談してきて「わかった」と言うだけで、そもそもあまり関心がなかった。
お金の事でごちゃごちゃ言う事は卑しい事だと思っていた。
そもそも関心がない
お金をどこに使おうと、子どもにいくらかかり、どれくらい貯金があり、毎月の生活費がどれぐらいかかるのかなんてボクは知らなかったし、知ろうともしなかった。お金に困った事がないし、お金への執着もなかった。
それがボクのマネーリテラシーであった。そのレベルしかお金の知識がなかったし、今までお金の勉強をする必要性も感じなかった。
関心がない事がDV
夫婦はひとりでしているわけではない。生活費・子どもに使うお金など。家庭の支出がいくらぐらい必要だという事も妻に任せっきり。家計の管理は妻の仕事(役割)と思っていた。家事は妻の役割。育児は妻の役割。すべて妻の役割。ボクはお金さえ稼いでくれば万事OKだと単純だった。ジェンダー思考にどっぷり浸かっていた。
ジェンダー思考で男女の役割をつけて、妻の人格を尊重せず、妻に役割を押し付ける。これはDVになるらしい。そう考えればボクは妻に家計の管理の役割を押し付けていたという経済的DVをしていたという事になる。
勝手にお金を持ち出す事もDV
会社に予算が割り当てられているのと同じで、家庭にも予算というものがある。それを夫婦で話して決める事が健全な夫婦の在り方であり、付き合いやら仕事の接待やらとかで、勝手に引き出しから現金を取る行為もDVになる。
例えば祭りのお付き合いで後輩におごることになった時。ボクは妻に相談せず独断で引き出しからお金を取っていった。
相談ひとつするのをすっ飛ばしたわけだった。反対されるから相談しなかったのではない。相談してたら理解を寄せてお金を渡してくれる女性だ。
だがボクは相談しなかった。ボクが稼いできたお金なのでボクがどう使おうと勝手だというおごりがあったのかもしれない。
大切なことはふたりで生活を共にしていて、ふたりで共同生活をしているということ。なんでも相談をして決めるという姿勢が必要だろうと思う。
今日のZoomカウンセリングの学びでした。