この記事は4つのポイントを押さえて「行動することの大切さ」を書いています。
- 歌を仕事にしたいと考えている人
- 人脈づくりの大切さ
- 音楽業界の仕組み
- オーディション等での注意点
歌手の仕事
歌手としてデビューするのが理想だとしても・・・
売れなかった時の保険も知っておきたいじゃないですか。
仮歌のレコーディング
バックコーラス
ライブハウスなどの出演
企業などのCMソング
小売店で流れるイメージ曲
ゲーム等の挿入歌
カラオケ店での歌の講師
音楽事務所のレッスン講師
スマホなどのリズムゲームの声入れ
各種レコーディングなどなど。
音楽活動でお金を稼ぐ事方法はいろいろあります。
ただし
「やりたい音楽活動と違う」というのがもっぱらの悩みでしょう。
だけど
地道な活動がチャンスにつながる事もあります。
なぜなら知り合った人が出世したり、転職して重要ポジションに就く場合だってある。小さな活動を通じて人脈を育て、将来のチャンスへの種まきをするのは、決してあなたの損になる事はないでしょう。だから最低限でも知ってもらえるツールである名刺は作っておきましょう。
・歌の仕事でつながる人脈はつくっておきましょう。(知ってもらう)
・人脈から次の仕事を紹介してもらえます。
・人脈からチャンスをもらえます。
自分が飛び込む業界の知識は知っておく必要があります。
簡単に音楽業界のキホンを押さえていきますね。
音楽会社
レコード会社はとりあえずCD を売りさばくところです。CD ショップのエンド(目につきやすい売り場)を確保したり、YouTube などに大量に広告を投下したり販促活動をします。
レーベル
レーベルとは、企画や音楽データーをつくるところ。レーベルには扱うジャンルはあります。ジャンル・ターゲットなどでレーベルがあり、多様化した顧客ニーズに沿ってレーベルが存在しています。
一般的に歌手を目指す場合は、レーベルと契約してCD製作し、レコード会社から売るという事を目指しました。
今ではネットを通じてエンドユーザーへ多様な音楽の届け方があり、収益化の方法も様々です。
個人の力で限界を感じ、活動の幅を大きくしたいと願うならば、レーベルのもつ「ブランド力=信頼」を視野に入れたほうがいいでしょう。
【個人】 YoutubeとSNSで音楽活動をする。
また上で紹介した歌の仕事で仮歌スタッフというのがあるのですが、レコーディングを行う前段階で仮歌としての見本を製作します。イメージを形にする作業です。そこからミュージシャンがレコーディングをします。
つまり、音楽を創るのにしっかり資金を投入して、ブランド力と音楽クオリティーにこだわっているのがレーベルです。
レーベルと契約するということは、そのレーベルがもつブランド力と音楽の質が担保されて音楽活動をすることに繋がってきます。
だから、オーディションなどでレーベルの方に知ってもらう(売り込む)こと。これがあなたの営業になるわけです。
・資金と組織力
・信頼とブランド力
音楽事務所
そして、その音楽クオリティーを教育してゆくところが音楽事務所になります。オーディションで素人から素材を発掘し、プロ意識の意識改革から技術スキルまでを教育して、レーベルが求めるクオリティーまで育て上げます。
所属させてるアーティストの育成で、ボイストレーニングであったり楽器のレッスンからファンとの距離感やSNSの扱い方法まで。教育のメニューは多岐にわたります。
音楽事務所での育成は弱肉強食の世界です。育成という名の選別で、オーディションで新人を発掘しては育成して見込みがなければお疲れ様。常に事務所内でもオーディションがあり人材の入れ替わりが流動的です。
・レーベルは音楽を創るところ
・音楽事務所はミュージシャンを育成するところ
変わりゆく業界のなかで、廃統合されつつ曖昧になってきています。
・レーベルだけのところ
・レーベル兼音楽事務所のところ
・音楽事務所だけのところ
音楽業界は新たな時代に対応すべく統廃合が進んでいます。ゆえに歌手へのステップアップへの道は多様化してきています。
見方を変えれば、雲の上の遠い業界の入口が、身近にたくさんあるということです。激動の時代はいつだって個性豊かなキャラが活きます。つまりチャンスです。
まずは考えて行動。そして行動しながら考える。行動のスピードは熱量です。熱量は気持ちを強くします。
どこにどういったアプローチが必要なのか?
Youtubeチャンネルであなたの固定ファンがいて、ひとりで集客出来るレベルで、活動の拡大を狙うのならレーベルに売り込んだほうがいいです。シンプルな行動としてオーディションにエントリーしてレーベルのスタッフに自分を知ってもらう事から始まります。
ライブハウスなどで活動して、チケットノルマでライブに参加しているのなら、その活動を続けながらYoutubeチャンネルを開設してSNSなどで地道な活動を展開しつつ、歌の仕事やオーディションへ参加して人脈をつくる(チャンスの種をまく)のをお勧めします。
まったく活動していない。そんな人はまず行動を起こす事です。Youtubeチャンネルを開設しなにかアップロードしたり、SNSでYoutubeリンクを貼り付けたり。ライブハウスにはバンドメンバー募集の張り紙がしています。
今ではSNSでも募集が盛んです。そしてオーディションに参加してみるのもひとつの体験です。とにかく小さな行動を起こしましょう。
オーディションを受ける注意点
レーベルや音楽事務所が、オーディションを主催して、ミュージシャンを発掘する場合、3次審査ぐらいまでは普通にあります。
3次審査まで残る人は技術スキルはかなりのものなので残るだけでも刺激になるでしょう。クリアしてもすぐ契約ではないのが注意点です。候補生とか研究生とかの位置づけになります。
音楽はビジネスです。ビジネスだからこそ投資にはリターンを求められます。
レーベルや事務所によって違うので注意しましょう。
サポートが有料の場合がある。
つまり投資する価値まで達していないと判断されていると思って下さい。
個人的な意見ですが、お金の支払いを求められるのは、マネジメントする意思がないわけですよね。
あなたの歌でビジネスしているわけではなく、あなたでビジネスしているわけです。相手の意図をしっかり見極めて行動(選択)して下さい。
とはいえ、オーディションをクロだと決め付けて「行動しない理由」を作っていては、何も変わりません。
社会資源は自分で取捨選択しながら利用しましょう。
オーディションを受けるメリット
熱意ある人が集まってくる。
熱意ある人との人脈づくり。
将来のチャンスへの種まき
特に現在のライブハウスの運営は、ミュージシャンの集客力に頼っているのが現状です。ライブに出演するミュージシャンにはチケットノルマがあり、それぞれノルマでもってイベントを成り立たせています。ゆえにミュージシャン同士の繋がりつくりは大切になってきます。(ひとりで集客できる影響力があれば別ですが)
行動のすすめ
行動はあらゆる方面へ
レーベル・音楽事務所の狙い
レーベル・音楽事務所のデメリット
ミュージシャンの活動に資金を投入し、ファンを増やす組織なので、レーベルや事務所のの売り出したい音楽をすることになります。デメリットとして自分の音楽性を主張出来る幅は狭まるのは考慮に入れておく必要があります。
軸足はぶらさない
ネットが普及して音楽を届ける手段は多様化され、今や時代の変化に音楽事務所・レーベルの存在やあり方がどんどん変わってきています。
・音楽を仕事にしたいのか?
これだけでも大きく方向性が違ってきます。自己選択のなかで、自分にとって何が大切なのか?今から軸足を決めて活動する事で、今の行動が決まります。目的と行動は一対であり、シンプルであれば行動スピードでます。
まとめ
・熱量のある人との繋がりをもつ。
・サポートの有料には慎重に!
・シンプルでスピード感を出して行動!
最低限、これだけ押さえて行動。行動してみてから考える。オーディションの経験はライバルとの出会いになり、自分の位置を知れるチャンス。合格しても不合格でも、そこから気づきを得れれば更なる成長のキッカケになります。
もしあなたが今の小さなチャレンジで、未来を変えたいと少しでも思ってくれたら、オーディションへの参加をお勧めします。
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