僕の遊び方と僕の接し方
朝4時、嫌な夢で目が覚めました。
昔の友達、だんじり祭りの同級生ふたりが出てきて、僕をどこかへ連れ戻そうとしている。夢の中の僕は必死に逃げて、もう少しで捕まりそうになったその瞬間、目が覚めました。
いやな汗をかいていたけれど、目は妙に冴えていて眠れなかったんですよね。なので、そのまま起きてパソコンを立ち上げて、ウインドサーフィンの動画編集を始めました。

今回のテーマはコメントへの対応を重心におきました
自由に遊びたい、ただそれだけ
ウインドサーフィンの動画には、ありがたいことにコメントをいただくことがあります。
「スクールに通った方がいいですよ」
「ちゃんと人に習ってください」
——そんなコメントに対する応対がテーマになっています。
もちろん、アドバイスをくださる気持ちはありがたいです。上手くなってほしいという思いから出た言葉なんだろうなって、ちゃんと伝わってきます。
でもね、僕としては、誰かの決めた型に自分を押し込めたくないんですよ。
上達よりも、海の上で漂っている時間そのものが僕には大事なんです。自由に、自分のペースで遊びたい。風と波に身を任せて、時には失敗しながら、でもそれを楽しむのが僕のスタイルなんですよね。
だから、今回の動画では、そういったコメントへの感謝を伝えた上で、「我流でプレイニングまでもっていきたい」と、率直に話すようにしました。
息子への接し方も、似ているのかもしれない
僕のそのスタイルは、ウインドサーフィンだけじゃないなと思います。
たとえば、息子に対する接し方も同じです。僕が「こうした方がいい」と思うことは、きちんと伝えます。でも、それを押しつけることはしません。
最終的にどうするかは、息子自身が決めること。
たとえ失敗したとしても、自分で選んだ道なら意味があると思うんですよね。僕が決めてしまったら、それはもう彼の人生じゃなくなる。
誰かの正解をなぞるより、自分なりの答えを探す過程のほうが、よっぽど人生を豊かにすると思うんです。
自分の風に、正直に
昔の仲間に引き戻されそうになる夢を見て、なんとなく思ったんです。たぶんあれは、過去の自分に逆戻りするなよっていう、無意識の警告だったのかもしれません。
今の僕は、過去の延長線にいない。今は、今の風に乗って進んでいる。誰かのレールでも、決まった教科書でもなくて、自分の風に正直に進みたいんです。
それがたとえ遠回りでも、遅くても、不器用でも。
ウインドサーフィンのように、うまくいかない日があっても、やっぱり海に出たくなる。その気持ちを大事にしたい。
だからこそ、僕の遊び方も、僕の接し方も、自由でありたいと思っています。