今日は乗鞍岳に登るつもりだったんです。
標高3,000m、まさに雲の上の世界。気温も下界とはまるで別世界で、空気が澄んでいて、ただそこに立っているだけで気持ちがすーっと落ち着いてくるような、そんな場所なんですよね。
前日土曜日に車で走って、夜中の1:00amに着く予定だったんですが、仕事が混んでしまって気づけば出遅れてしまいました。もうこの時点で登山計画はぽしゃりました。
「どうしようかな」と迷いながら、頭に浮かんだのは、他の選択肢。
- 万博に行くか
- ウインドサーフィンにするか
日曜日は貴重なので、朝から行動するつもりだったんですが、ふと、思い出したのが競馬です。
「そうだ、AI競馬予想のプログラム、試してなかったな」と。
僕は以前から、競馬の出馬表や戦歴、調教データを取り込んでAIで予想するという取り組みをしていて、ちょうどその日が日曜日。つまり競馬開催日なんですよね。
「午前中は競馬のデーターを入れてAI予想しよう」と気持ちを切り替えて、午前中はずっとPCに向かいながら、プログラムを動かして予想作業に集中していました。
そうしてAI競馬予想が一段落ついた頃には、すでに昼を回っていて。
このまま家に籠もるのも違うなと感じて、ウインドサーフィンの準備をして海に向かいました。
現地に着いたのは14時ごろ。ちょっと遅めの出廷。
「少しだけでも海に出られれば」と思ってセイルを立てて出たのですが……風が、ない。
海は静まり返っていて、走ることはできない。
それでも、せっかく来たんだからと決めたんです。
「今日は、ただ沖まで出て、自然の中で静かに過ごす時間にしよう」と。
2~3mの風をつかまえて沖まで出て、ただ漂いながら海面に身をゆだねる。波もなく、風もなく、ただ静けさだけがそこにある。そんな時間を過ごしながら、心がゆっくりとほぐれてゆくのを感じていました。
この様子を動画に撮っていて、あとで編集作業をしていたところ、
あるコメントが届いたんです。
「ウインドサーフィンをバカにしないでください」
正直、驚きました。
バカにしたつもりなんて全くなくて、むしろその魅力を伝えたかったつもりだったので、
「どこがそう受け取られたんだろう」と考え込んでしまったんですよね。
でも、そこで昔のことを思い出しました。
僕がまだインターネットが一般的じゃない時代、
ダイヤルアップ接続でネットに繋いでいた頃の話です。
その頃、「動物チャットさぱり」という場所でネットのやりとりをしていて、
まだ誰もがネットに触れているわけではなく、電話代も気にしながら繋ぐような、
どこか尖ったマニアたちが集まっていた時代でした。
文字だけのコミュニケーションの中で、言葉がひとり歩きし、誤解や衝突も日常茶飯事。
顔が見えない分、ちょっとした言葉が思いもよらぬ誤解を生み、
チャットルームはしばしばカオスな状態になっていたんです。
だから僕は、コメントひとつにしてもすぐ反応せず、
「これはどういう背景で書かれたのか」「どう受け取られたのか」と
いったん立ち止まって考えるようにしています。
そういうネットとの付き合い方を、僕は昔から学ばせてもらったのだと思っています。
動画チャンネルも、登録者は750人ほどですが、コメント欄がにぎやかになってきました。
やっぱり人の言葉って、温度があるんですよね。
だから今回の動画では、コメントについての僕なりのスタンス――
「言葉には慎重に、でも向き合う気持ちは忘れずに」
そんな考えをさりげなく混ぜ込んで、編集しました。
思えば今日は、乗鞍岳にも、万博にも、思い描いた通りには行けなかったけれど、
頭も体もよく動いたし、いろんなことを思い出せた一日でした。
そういう日こそ、大事な日なんですよね。