マジでうるさいけど、笑いは力になる
毎日、毎日が一気に過ぎ去ります。
仕事が終わればぐったりで、なにもしたくなくなる。
せっかく万博の通期パスを持っているのに、夕方から行く気力さえ湧かないくらい。
それぐらい仕事が忙しすぎて、脳が疲れきっているんですよね。
しかもたまに夜勤が入ってくる。
日勤+夜勤+日勤のコンボが続くと、心身の疲労はどんどん蓄積していきます。
もう「回復する」というより「なんとか持たせる」感覚です。
今日はおちついて仕事できるな
そんな中でも、利用者が極端に少ない日があるんです。
こういう日はゆっくり自分のペースで働けるので、「今日はおちついて仕事できるな」と頭のスイッチをオフにできる。
忙しい日々では常に戦闘モードで、集中していても心に余裕がない。
でも利用者が少ない日だけは、ほんの少しだけど心に隙間ができるんです。
スイッチが壊れてる人もいる
だけど職場には必ずいるんですよね。
「スイッチが壊れてるんじゃないか?」ってくらい、いつもテンション高めの人が。
昼ごはん中もテレビで台風のニュースが流れると、
「台風くるで!直撃やで!娘の誕生日に直撃や!」と大声で話してくる。

いや、知らんがな…。
心の中でそうつぶやきながら、自分のペースを守ろうとするんですけど、なかなか難しい。
報告までテンション高め
しかも報告までその調子だから困る。
声が大きくて、早口で、一気にまくしたてる。
「さっき○○さんがトイレ行ってー!でもちょっとフラついてー!あ、でも大丈夫やったからー!」
…誰?どの人?なにがどうなったの?
主語がなくて、要点がぼやけすぎて・・・。
これが就労時間の間ずっと続く。ちょこちょこっとこっちに来たと思えば



その報告いらね
次第にだんだん笑えてくるんですよね。
相手のペースに巻き込まれる
つい笑ってしまったら「なんで笑ってるんですか?」と真顔で聞かれる。
真剣なんですよね。うん、真剣なんでしょう。
その真剣さがまたツボに入ってしまって、もう完全に相手のペース。
「よくしゃべるなぁ…」とあきれて口にすると、なぜか急に黙る。
さっきまであれだけ騒がしかったのに、ピタッと無言になる。
まるで節分に恵方巻きを食べてる最中みたいに、シーンと黙るんです。
たぶん、これワザとやってる
ここまでくると、たぶんワザとなんだと思います。
わざと「黙ってと云われたから黙りました」と逆手にととるんですよ。そして相手の反応を楽しんでる。
笑えば食いついてくるし、たまらず「ちょと黙って」と云えば急に黙る。
完全に転がされてるのは、どう考えても僕のほうなんですよね。
結局は楽しく仕事できている
正直「マジでうるさい」と思う瞬間は多いです。
でも気づけば、その人のおかげで退屈せずに過ごせている。
静かすぎても張り合いがないし、騒がしすぎても疲れる。
そのあいだを行ったり来たりしながら、結局は笑って仕事している。
つまり、なんだかんだで楽しく仕事できているんですよね。
笑いは力になる
結局のところ、笑いは力になるんですよね。
どれだけ忙しくても、しんどくても、誰かが場を明るくしてくれるだけで空気が変わる。
そして思うのは、彼女にはポジティブな思考の癖があるということ。
うるさいなぁと思う一方で、その明るさに人が集まってくるのも事実。
これは僕も見習わなきゃいけないところだなと思いました。
「うるさい」くらいの存在感でも、ポジティブさを持っている人は、やっぱり強いんですよね。
だから僕も、少しずつでもいいからポジティブなほうに寄せていこうと思います。
明日もまた、笑いながらがんばってみます。