ネットで晩飯を頼む時代にひとりカレーうどんとスマホ破損事件

いつものように晩御飯いるか?とlineする

風がすこし冷たくなってきた夕方。
寒暖差に免疫低下で突発性難聴やら体のダルさやらで
老いを感じる今日この頃です。

晩ご飯をどうしようかと思い、息子にLINEを送ってみる。

「晩御飯かいにいくけど、どうしますか?」

すぐに返ってきた返事は

息子

いらない

ライカー副長

了解です

どこも人手不足

なので、ひとりで近所のうどん屋さんへ行くことにしました。
ここは、僕がひそかに愛しているカレーうどんの名店。
出汁がしっかりしていて、スパイスもやさしく、食べると辛いが美味い。

店が開いているか不安だったが
営業中だ。看板に光が灯っている。

このうどん屋さん。カウンターにも扉にも
「営業時間短縮のお知らせ」と書かれた貼り紙が張ってある。
今までの職人さんが高齢のため辞めてしまい、人手が足りていないとのこと。

それでもお店を続けてくれていることに感謝。
お気に入りのうどん屋がなくなるのは寂しい。

続けるということが、どれだけ大変か……
最近、そういう場面によく出会う気がします。

スマホぶっこわれてしまう

さて、カレーうどんを堪能して、お店を出た帰り道。
ポケットからスマホを取り出そうとした瞬間に、スルリと落ちてしまった。

アスファルトにぶつかる軽い音。
拾い上げると、画面は真っ暗で、うんともすんとも言わない。

まさに心まで真っ暗になる瞬間でした。

ライカー副長

やっちまった

なんでもネットで完結する時代

でも、幸いドコモの保証サービスには加入していたので、なんとかなるはず。

問題はデータの移行。

ネットだけで手続きできるのかもしれないけれど、こういう時はやっぱり店頭に行きたくなります。
ネットでの手続きよりも、対面で安心したい、という気持ちが大きい。

そうそう、スマホといえば——
今日のお昼、息子がモスバーガーを注文していたのですが、どうやら自分で買いに行ったわけではなさそうだった。

スマホで誰かとやり取りして、買い物代行のようなサービスを利用していたみたいです。
顔も知らない誰かに頼んで、スマホ越しに完結する仕組み。
それが息子にとっては自然な行動のようでした。

バイクもあるのに、なぜ自分で行かないのか?
僕の頭には、そんな疑問が浮かびましたが——
もしかしたら、それは僕が“古い”からなのかもしれません。

Z世代と呼ばれる若い世代は、なんでもネットで完結させてしまう。
人と直接会わずに物事が進んでいく。
それが「便利」であり、「当たり前」になっているのだと思います。

僕の中にある「人と会って話して、やりとりする」という価値観は、もしかしたら、もう少しずつ時代に合わなくなってきているのかもしれない。

でも、時代が変わるなかでも、僕はやっぱり、誰かと目を合わせて笑ったり、気配を感じたりする関係を大切にしたいと思っています。

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この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

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