強気相場は楽観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で死ぬ

自民党新総裁で日本初の女性総理大臣になるでしょう「高市さんのニュース」を見ていて、今後どうなるんだろうといろいろ考えています。

僕なりの予想が固まりつつなってきた時に、僕は投資についてかなり悩み始めたんですよね。

今後の経済やばいかもよ

これまで、投資信託やファンドラップ、仮想通貨、積立NISAなど、僕は“攻め”の姿勢で資産を増やそうと頑張ってきたつもりです。アクセルを踏みながら、少しでも早く目的地に着こうとするように。

けれど、今は「ブレーキを踏む勇気」が必要な時かもしれないと感じています。

アメリカの株価暴落はカウントダウン?

アメリカでは、クレジットカード債務が1兆ドルを超えて過去最高。物価は高止まり、家賃も上昇。生活に必要な支出を“借金”でまかなっている家庭も多くなってきたそうです。延滞率は上昇し、若者や低所得層の破綻リスクも高まっています。

車で生活する人も増えているそうな・・・

世界恐慌のプロセス予想

そして今や日本もインフレ時代。この物価高を抑制しようとして日銀も利上げの必要性に直面しています。

そこに高市さんの積極財政で市場にお金が流れると、仕事はあるけど人がいないという状況で人件費が高騰という流れになると思います。それが物価に跳ね返り、日銀は物価を抑えるためにいよいよ金利を上げざるを得なくなる。

そうなると、安い日本でお金を借りて、それをドルに換えて海外で投資するという錬金術が崩れてくるので海外への投資にも影響がでそうです。

するとアメリカのほうでガタガタと歯車が狂ってくるのではないかと思うのですよ。

  1. 海外投資が減り→雇用調整(レイオフ)
  2. 生活困窮 → 債務延滞・破産が増える
  3. 銀行・カード会社の焦げ付き増加 → 金融不安
  4. 消費縮小 → 小売・サービス業の業績悪化
  5. 雇用調整(レイオフ) → 景気後退
  6. 株価調整 → 投資家心理悪化 → 株安連鎖で暴落

特にアメリカ経済は個人消費がGDPの約7割を占めるため、家計が崩れ始めると経済全体の崩壊シナリオに直結します。

今までの投資戦略を見直す

今は、「リターンを求めるとき」ではなく「退場しないことを優先する」時期なのかもしれません。

実際、僕自身の今の感覚は、現金比率を上げて、資産を守る構えに切り替えていこうというものです。全部を売るわけではないけれど、利確できるものは少しずつ利確して、次のチャンスに備えて余力を残すほうが良いような気がします。

もちろん積立NISAのような長期視点のものはそのままコツコツと続けます。ドルコスト平均法で株価が安い時も、それはプラスになって返ってきますので。

だけど、ファンドラップや仮想通貨のようなボラティリティの高い資産は、いったん立ち止まって見直しています。ブレーキを踏むって、何もしないことじゃない。ちゃんとアクセルから足を離して、ハンドルをしっかり握り直すことだと思っています。

ただ勇気がいるんですよ。周りが儲けているレールから降りる決断ですから。

もちろん、すぐに大暴落が来るかは誰にも分かりません。でも、大切なのは「不安を感じている今この感覚」だと思うんです。

走りっぱなしのままでは、いつかカーブを曲がりきれずに飛び出してしまうかもしれない。

だからこそ、僕は今、いったん減速することを選んでいます。

選んでいるのですが、これを実行するのがめちゃくちゃ勇気がいる。

強気相場は楽観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で死ぬ──

そんな相場の格言を、ふと思い出した今日この頃でした。

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この記事を書いた人

福祉事業の経営をしてます。①小規模多機能のケアマネ②現場の介助③厨房で料理作り④体操教室など地域ボランティアをしています。
「やってみる」を軸に人生の幅を広げます。ウインドサーフィン・登山・カメラ・バイクはSV650・競馬・FX・株式投資・投資信託などなど。体験を記事にしています。

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