今まで君に言ってこなかったが
今日、はじめて君に真剣に伝えようと思う。
Study to enjoy your life
(人生を楽しむために勉強しろ)
勉強するということはどういう事なのか?
想像してほしい
もし君がスキーが出来たとして
今日は良い天気だ。ゲレンデの状態もバッチリだ。
- おもっきり滑ろうか?
- それともロッジでゆっくりするか?
どっちにする?
どっちにする?君は選ぶことが出来る。
スキーが出来なければ、おもいっきり滑るという選択肢はない。
スキーが出来るから、おもいっきり滑るかゆっくりするか選択する事ができる。
これが勉強する事の本質なんだ。
どのタイミングで選択肢が重要になるのか?
人生は選択の連続。高校受験、大学受験、就職、結婚、その他にも大なり小なり選択する機会がある。
人生が上手く回っている時はいい。
選択肢は向こうからやってくる。
ただ、人生が上手く回らない挫折という時は誰にでも訪れる。
挫折する事は悪いことじゃない。人生はトライ&エラーの積み重ね。
チャレンジしただけ失敗も挫折も経験する。
大切なのはその後だ。
どうやって立ち上がってゆくのか。
- 立ち上がれる人と、立ち上がれない人の差はなんだ?
- 同じ失敗を繰り返す人と、失敗から学べる人の差はなんだ?
挫折や失敗の時に自分と向き合う時間がある。
その時の現実を多様な観点から見る事が出来るか?
多様な捉え方が出来れば、自分の行動に選択肢が生まれる。
挫折の時に失望し嘆くという選択しかないというのはみじめな経験だ。
ここで選択肢がないという事は勉強していないからだったりする。
知識がないので考え方がひとつになってしまう。
考え方がひとつだけだというのは明確な原因がある。
それは自分の価値観に縛られて物事を観ているからだ。
自分の価値観に基づいて選択をするからだ。
自分に根付いた価値観を熟知して乗り越えろ
自分の価値観は、生まれてから知らず知らずのうちに身についたものである。
呼吸をするように無意識に自分に根付いた価値観を通して物事を捉えている。
そして判断し選択し行動する。
だから選択肢が他にあっても、気がつかないのだ。
もし普段からあらゆる学問を学び多様な見方が出来る習慣があったなら
立ち止まり考えめぐらすという選択が出てくる。
- 他者目線で物事考えてみる。
- 社会心理学で他者の行動や選択を分析してみる。
- 生物学や進化論の観点から社会の変化に適応する方法を模索してみる。
- ジェンダー社会がもたらす問題を学び、自分に根付いた価値観を掘り下げてみる。
嘆くという以外に、今すべき事、今成す事が見え始める。
そして選択の幅が広がり、再び立ち上がるキッカケを得る。
同じ失敗を繰り返さない選択肢を模索し
挫折や失敗を学びの機会に変えて、
自分自身のイノベイト(変革)に向けて歩み出す選択が出来る。
人生という波
成功が良い、失敗や挫折が悪いという考えよりも
人生とは上昇と下降という波をどう渡ってゆくのかだと思う。
君の人生がアクティブ(活動的)で輝いてゆけるように、
君の人生が君の手で選び取れるように、
今すべき勉強して将来の選択肢を増やせ。
君の人生に幸あらんことを。
ハッピーバースデー。